北京五輪 男子マラソン 24日五輪マラソンコース
サムエル・ワンジル(ケニア)が2時間6分32秒の五輪新で優勝を飾った。世界選手権を2度制しているジャウアド・ガリブ(モロッコ)が44秒遅れで銀メダル。ツェガエ・ケベデ(エチオピア)が2時間10分0秒で銅メダルを獲得した。日本勢では尾方剛が2時間13分26秒で、後方からジワリ順位を上げて13位。佐藤敦之は2時間41分08秒で76位だった。ワンジル、15歳で仙台育英高に留学、卒業後はトヨタ自動車九州に所属していた。序盤からハイペースでレースを引っ張り、37キロ手前でスパート。
ワンジル「(日本語で)うれしいです。とてもいい気持ち。調子はまあまあだった。(日本では)きつくても、いつも我慢することを覚えた。暑かったけど、きょうは我慢ができた。ラストが速くないので、長いスパートを心がけた。走りながら、ケニアの優勝は初めてだから、すごいなと思っていた。次のオリンピックも優勝したいです」
尾方剛「勝負にならなかった。(ワンジルに)力の違いを見せつけられて悔しい。速い展開は予想できが、はじめにいい位置で走れなかったので、後から順位を上げていくことしかできなかった。(5キロのペースを)14分台で付いていくのは、きついなとは思っていた。前を見られないと勝負にならない。1人1人抜いて粘るしかなかった。入賞できなくて残念」
佐藤敦之「力を出し切れずに終わって残念。それでも、走り切れたのでよかった。最後まで走り抜こうとは決めていた。やることはやったけど、やっぱり力がなかった。あらためて反省し、次に向かって頑張りたい。もう少し速いペースで追いかけられれば良かったが、そこまで力がなかった。76位ということをしっかり受け止めて、一歩一歩精進していきたい」