あなたもミュージシャン 谷川賢作チーム、和田啓チーム 船橋きららホール | KONCHAN音楽プロデューサ-のよもやま話

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2月24日。船橋きららホールで「あなたもミュージシャン、みんなでライブ」という企画のファイナルが開かれました。この企画はオーディションで選ばれた十数人が夏頃から数ヶ月に渡ってプロの手ほどきを受け、ライブで発表するというものです。谷川賢作さん、和田啓さんがそれぞれチームを作り、2部に渡ってプロ顔負けの熱い演奏を繰り広げました。


最初に登場したのは谷川賢作さん率いる6人の女性ピアニスト。賢作さんと一緒に変わるがわるアドリブを弾いて始まりました。ジャズの心得はないという人、コンサートに一度も行ったことがないという人もいて、どうなることやらと思いきや、予想は一変しました。「だんだんジャズ化していくのが楽しみ」という賢作さん。訓練の甲斐あってか、ひとりひとりの演奏でも堂々と”名演”を致しました。「自分で演奏するより何倍も緊張する」という賢作さん。その心配を尻目に「みんな度胸ありますネェ」。


「うまい人演奏するのが上達の早道」とベースに吉野弘志さん、ドラムスに小山彰太さんという願っても叶わないほどのトップミュージシャン、次々と6人が演奏する中、いちばん冷静さを欠いていたのは谷川賢作さんか? 6人はそれぞれ希望の曲、中にはホレスシルバーの難曲やチックコリアの「スペイン」も含まれていました。ともあれ、6人の演奏は観客の拍手喝さいと共に無事終了し、賢作さんが前夜の打ち上げで小山彰汰さんに言われたと言う「チェニジアの夜」のさすがと思わせる熱い演奏。全員で「Keep on jazzin」という谷川さんの曲で盛り上がり幕を閉じました。

 

次なるセッションは和田啓さん率いる古今東西あらゆる楽器を盛り込んだパーカッシブセッションです。和田啓さんはここ船橋きららホールのアドバイザーも務めるパーカッション奏者です。私もよくアラブ音楽などで聴かせていただいています。この日もトルコのタールという太鼓のような楽器演奏や軽妙なおしゃべりによる司会進行姿も見事でした。

 

選ばれたのは男性2人を含む十人程の清栄たち。ハーモニカ、事、尺八、二胡、オカリナ、クラリネット、サックスと皆さん思い思いに西洋楽器、民族楽器などを持ち寄りました。また、松本泰子のボイストレー-ニングの元、二人のボイスも参加して色とりどりの演奏。何組かのグループに分かれてセルフプロデュースによる演奏や高瀬アキさんの曲を和田さんと松本さんのデュオ。最後は全員で船橋にちなんだ「海老川」という曲を披露しました。

 

ライブが終わって和田啓さんともお話しましたが、「皆さん、やる気があって本当に楽しい」「きららホールで毎月開かれるちょっとよりみちライブの成果もあって、お客さんが音楽を受け入れる素地ができている」というように船橋市の音楽文化もなかなかのもの。参加した人も「プロと共演できて大変為になりました」と話します。私も地元船橋市民として、また、このきららホールのこけら落としから通っている者として、船橋市の皆さんに一流の音楽を聴いていただき、音楽家の奏でる音が深く浸透していただければ嬉しく思います。