2006・5・17付 山下洋輔 with 金子飛鳥 in 新宿ピットイン | KONCHAN音楽プロデューサ-のよもやま話

KONCHAN音楽プロデューサ-のよもやま話

ネットワークや融合によって音楽文化を発信する。
音楽による新しいビジネスの形を提案していきます。
音楽イベントやビジネスを制作、プロデュースします。
皆さんよろしくお願いします。

ゴ-ルデンウィ-クの三日間新宿ピットインで山下洋輔さんが清栄たちとの演奏をした。

初日、5月1日は金子飛鳥さん(Vn)柳原旭さん(el-B)八尋知洋さん(Per)とのセッション。
金子飛鳥さんとはCDも制作している。金子さんと八尋さんもヘラルド・ディ・ヒウスト(P)らとのユニットでもよく聴かせてもらっている。


この日は一曲目からガツンとフリ-の音楽が響いた。山下さんの本領発揮。
豊かな内面というよりはどこか屈折した感情、極度に抽象化された表現など音楽のある部分の醍醐味を味あわせてくれる。山下さんは非常にエネルギッシュ、どこから出てくるのだろうと思うくらい音が体から湧き出てくる。それに呼応するように今までに聴いた事がない金子さんの激しい表現が聴かれた。


2曲目は金子さんの曲「Who knows」副題が「影からこの体が離れないように」
この題名のように影が背後をあるいているように不気味で神秘的。
金子さんの歌声、個性が出ている。


ファ-ストステ-ジの最後はこのメンバ-では初めてという曲。
山下さんのピアノが全く奇想天外な展開を見せる。バイオリンも鬼気迫るように激しく鳴る。八尋さんのパ-カッションも隙を付くように鋭く、ベ-スソロもこの曲に合うように濃いハ-モニ-を見せた。

セカンドステ-ジの金子飛鳥コ-ナ-、「風の谷」では美しいメロディ-ラインを見せる。


情緒豊かな表現は金子さん本来のもの。オリジナルとは違うバ-ジョンが聴けた。
「ワイルド・ボア」日本名で「いのしし」という曲、ケルンの現代美術館にいる時でき、
その夜すぐ山下さんと演奏したとの事。


山下さんの「クルディッスダンス」、どこかのテレビ番組で見たが、実際のクルド人のリズムではないという。でも確かに存在すると思われるような跳びはねるような独特のリズム。
山下さんお得意のナンバ-である。


山下さんのピットインでのステ-ジこの後2日続いた。どれも見たい演奏だがきっと内容の濃い超絶した演奏だったに違いない。