キリンラガービールのCMをきっかけに、17年ぶりの再結成を果たしたSadistic Mikaela Band Rivisited(サディスティック・ミカ・バンドリヴィジテッド)。そのCMでは、木村カエラをヴォーカルに迎えた「タイムマシンにおねがい」も披露され、伝説のバンドと今もっとも熱い視線が注がれている女性ヴォーカリストとのコラボレーションは大いに話題となった。そしてこのほど、“Sadistic Mikaela Band”(サディスティック・ミカ・バンド)として10月25日にアルバム『NARKISSOS』(ナルキッソス)をリリースすることが発表され、都内で記者会見が行なわれた。
8月24日(木)正午からスタートした会見には、オリジナル・メンバーである加藤和彦(G/Mandolin/Vo)、小原礼(B/G/Vo)、高橋幸宏(Dr/Vo)、高中正義(G)、木村カエラ(Vo)、そして、来春公開予定のドキュメンタリー映画『サディスティク・ミカ・バンド(仮)』の監修を務める井筒和幸監督が出席した。
17年ぶりの再結成について。
小原「正直なところ、大丈夫かなと思って。みんなおじさんばっかりなんで。できんのかなぁって思ってたら、意外と(笑)」
高中「スタジオに入ってレコーディングするっていうのも久しぶりで。カウントを出しながら“せーの”でみんなで演奏するっていうのも、懐かしいのと楽しいのとありました」
加藤「個人的には顔を会わせてるんだけど、実際に演奏をしたのはすごく久しぶりで。みんなの音楽的なノリが、すごい楽しかったです。我を忘れて楽しいっていうのは、音楽をやっていてもなかなかないんですけどね」
高橋「ソロでやってるものとはだいぶ違うものなんですけど、それを引っ張り込みまして。みんなにブーブー言われながらも随所に僕のテイストを入れさせていただき、それでいてシンプルなロックになりました。全曲でドラム叩かされるとは思ってなかったんですけど(笑)。みんな上手いなと思ってね、びっくりしました。腕は落ちてないんだって」
伝説のロックバンドに参加した感想は?
カエラ「CMのときもびっくりしたんですけど、“私でいいのかな”って。でも本当に、純粋にうれしく思いますね」
木村カエラの魅力は?
小原「すごくキッチュなところがあって。あと、すごく頭のいいコ。これ以上ミカ・バンドに会う人はいない」
高橋「音さえ合えば、歳の差なんて(笑)」
加藤「今までのヴォーカリスト(ミカ、桐島かれん)の中で、一番歌が上手い。何をもってロック・ヴォーカリストかというのは難しいけど、単に歌が上手いだけじゃない、オーラがすごいんです」
と、大絶賛。そして、ほぼ一発録りでレコーディングされたアルバム『NARKISSOS』については「どの層の人が聞いてもがっかりしないものができてるつもり」(加藤)、「たぶん、聴いたこともないようなグルーヴが聴けると思います。楽しみにしててください」(小原)、「ほんとに多くの人に聴いてほしいなって思います!」(カエラ)
映画『サディスティク・ミカ・バンド(仮)』は、井筒監督曰く「音楽家たちの、意味深い、重みのあるドキュメント」になるという。