先日6月29日をもって,私も満40歳を迎えました。

40歳といえば(もともとは数え年で計算していたので,今よりは1年あまり早いことになりますが),不惑などと言われる年齢です。

およそ程遠い状況ではありますが,一つの大きな区切りとして考えたいと思います。

 

『礼記』には「四十曰強,而仕」(四十を強と曰ひ,仕ふ)とありますから,仕官して重要な仕事をしていく適齢期だということです。

リンカーンの有名なことばに,40歳を過ぎた男は自分の顔に責任を持つべきだとあります。

また,日本の最高裁裁判官(長官・判事とも)の任命資格の一つが,満40歳以上であることとなっています(裁判所法41条)。

 

このように,40歳という年齢の持つ意味を十分に考えて,これからの人生を過ごしたいと思います。