防衛行為の相当性に関する問題てしては、攻撃者を死に至らしめた場合でも、これを認めた裁判例が幾つかありました。
私が法科大学院生時代に調べたものですが、実際にそういうこともあるのだと興味深く感じました。
昭和後半期の事件ですが、一つは小島にキャンプを張っていた若者たちが夜間、いわゆる愚連隊グループの襲撃を受けたもの、もう一つは暴力団事務所に拉致された一般市民が、拳銃や刃物で攻撃され、負傷もさせられたものです。
救助を求める手段もなく、強い反撃に出ないと危難から逃れることができなかったことが重視されたと思われます。