人間にとって、一番関心があるのは人間だ、ということを前提に、この「人物けんきゅう」101のエッセーは書き始めようと思っている。
人は数十年も生きていると、いろいろの人物に出会っている。実社会は人の出会いで成り立っている。ひとくちに、奇人賢人ということばで括ることのできない複雑な人たちだ。
人物けんきゅう、あるいは人間けんきゅうは、小説家や詩人に託してすすめたい。彼らは、いつも人間にこだわっていて、いつもドラマティックであるからだ。
人間の典型的なあり方を見せてくれるであろうと思われる。ささやかな実験的な試みである。(以上)
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