関税について
米国の輸入の関税率がほとんど決まっています。
そのため、関税に関しては「材料としての新鮮さを失った」と言えます。
最近の相場に影響を与えるほどのサプライズではなかったため、すでに織り込まれていた内容と見ます。
「相場は不安の壁を駆け上る」という言葉があります。
不透明な要因があるときのほうが、むしろ相場は上がりやすいという意味です。
しかし今回のように、関税問題が除去されたにもかかわらず、上値が重いのは「すでに織り込み済みだったから」と言えます。
現在は、アメリカも夏のバケーション・シーズンに入り、相場全体が材料に乏しい時期です。
今回の関税の多くは8月1日に実施予定ですが、実際に経済データに反映されるのは秋以降になると見られます。
目先は、「閑散に売り無し」という相場格言の通り、大きく下がることもないものの、上値も重い展開が続くと考えられます。
しばらくはキャッシュポジションを増やし、様子を見る方がよいかもしれません。
