映画の撮影が全部終わりました。



“クランクアップ”



てやつです。



映画は



『蟹工船』



です。







そう、あの超“プロレタリア(労働階級)文学”の蟹工船です。



格差社会な今の世相にぴったりなテーマですが原作は暗くてヘビーなお話です。



でも監督はSABU監督です。



パンキッシュな映像(めちゃくちゃかっちょいいんやから!)に



ユーモアも加味されてかなり面白い作品になると思います。



いやなっています。



主演は松田龍平君



対峙する現場監督役に西島秀俊さん



その他もこれからの日本映画を担う若手俳優(また紹介させて下さいね)がずらり。



いやぁ、とにかくバラエティーと違って体力的にも厳しい撮影でしたが



なんと言っても松田龍平がかっちょいいです。



そこにいてるだけで映画みたいな男です。



わかりにくいかな←絵文字使ってみた



龍平君がみんなに闘おうぜみたいな決起シーンがあるんですが



撮り終わった後、他の役者が口々に



「惚れてまうやろ・・・」



と無意識にWエンジンよろしくため息をもらしていたほどです。



カリスマってこういうことなんやと目の当たりにした気分でした。



本域にかっちょいい男をみるといいですね



「あ、俺はお笑いなんや。らしくしよう。」



と改めて思いましたもん。



それから西島さんのプロフェッショナルさといえば素晴らしいです。



空き時間みんながわいわいはしゃいでいても敵対する役だけに



その輪に入らず距離を置いて本番に入って我々を虐げます。



でもご飯の時はなぜか僕のバイト苦労話をずっと引き出されてました



とにかく言いたいこといっぱいありますが



この映画(まだ来年の上映予定ですが)絶対観てくださいね。



男達の群衆劇だけにめくるめくスピードで仲良くなり



最終日みんな別れが惜しくなったぐらい一丸となって一ヶ月頑張りました。





SABU監督は





「日本中がびっくりする作品になる!!」





と豪語していました。









あざとく手を挙げてるのが僕です。







さぁ、撮影は終わった。2008も後少し、頭きりかえて頑張ろう!!

















少し夢から醒めた気分でこのブログを更新しています。