来年より設計事務所で働くということになり、auto_cadの研修を受けている。
しかし、仕事が決まったというのは大変有り難いことではあるが、今回は派遣会社を通じて、設計事務所に派遣就業するということになった。
今年の8月まで派遣会社に正社員として所属し、建築の施工管理の仕事に二年間従事していた。
以前の会社に所属していた頃は、建築業界は人手不足であり、東京オリンピックが終わる頃までは景気が良く、特に施工会社であれば、引く手あまた、容易に転職できるだろうと言われていた。
しかし、私は施工管理の仕事ではなく、設計の方にまわりたいという願望があり、設計事務所の求人を受けていた。
その内の一件面接の際、面接官の方から、施工の経験があるのなら、施工事業を主にやっているゼネコンなどの設計部の求人を受けた方がよいのではないかという意見をもらった。
そういう経緯もあり、その後は内装の設計から施工までをしている内装業者などの求人を受けていたのであるが、その際派遣登録しておこうと思い足を運んだ派遣会社の案件にすぐさま受かるという事態が起きた。
面接の結果待ちをいくつか抱えていたものの、早く決まった案件に便乗しようと思っていた私は、この派遣会社の案件を承諾することにした。
そういう経緯から、来年から私は都内の設計事務所で働くことに決まった。
設計事務所でなにをするのかというと、派遣会社のもと研修を受けている通り、cadオペレーターをするということになっている。
派遣社員であるにせよ、なんとか施工から設計の方に架橋できたという気持ちである。
そこで二年間施工管理に携わった経験は、無駄にはならないだろう。
そしてこれから、cadオペレーターという形で設計の方に携わる。
私はそれほど若くないが、これから経験を積み早く追いつかなければという気持ちである。
後悔をしていても仕方がない。
そういうわけもあり、来年より次のステップである設計の方に従事することとなった。
また、住まいに関しては、以前住まわせてもらっていたシェアハウスに改めてお世話になることになった。