今今と今という間に今ぞ無く 今という間に今ぞ過ぎ行く by道歌 -8ページ目

靖国参拝に違憲判決

小泉首相の靖国参拝に対して損害賠償を求めていた裁判で


大阪地裁が靖国参拝は違憲であるとの認識を付記しました


損害賠償事態は認められず国の勝訴となったものの、原告側は


損害賠償目的というよりも違憲判決を求めていたという方が


正しいので、実質的に原告側勝訴という結果です


このような靖国参拝に対する違憲判決は一審で一例あるものの


二審でははじめてです


全国で同様の裁判はいくつも起こされていますが、他の判決は


積極的に合憲とするのではなく損害賠償を認めないという


判決のみで合憲性の審査は避けているので司法界でも


問題であるとの認識が高まっていました


そのような中提示された違憲の判決は重要な意味を持つこととなります


今のところ政府は冷静な態度を取っていますが今後同様の


判決がいくつも出ることになれば野党や公明党からの圧力もかかり


何らかの対応を取らなければならないことになるかもしれません



規制と経済

今日日経の第一面で経産省と国交省がトラック排ガスに


規制をかけることを発表したという内容が書いてありました


一般的に規制というとお役所が既得権を振りかざした


というイメージで経済に対してはマイナスであると考えられがちです


しかし、実は規制をすることによって経済が活性化する場合もあります


今回のトラック業界の場合特にその性質が強いと言えます


というのも、ある業界で技術革新を怠っていて経済が発展しないといった


状況がある場合規制という手段で技術革新へのインセンティブを


強制的に与えることができるのです


トラック業界はクリーン化の技術革新が乗用車に比べ遅れていて


それが運輸業会のCO2排出量の増加につながっています


そのため、今回の規制の導入によって技術革新への投資を刺激し


さらに、環境対策にもなるといったプラスの側面があります


こういった例は北欧諸国でもあって、乗用車に厳しい排ガス規制を


課したところ、守れる会社は北欧にはありませんでした


そのため事実上機能していなかった規制なのですが、ホンダが


その規制をクリアする技術を開発したため北欧での市場における


シェアを大幅に拡大できたという話しがあります


規制はうまいところに機能させれば市場の活性化や


投資へのインセンティブとなるため必ずしも悪い物ではないことがわかります


そういった観点で見れば環境と経済の両立のヒントが見えてくるかもしれません


これからの社会のあり方の一つですね

模試模試

もう少しでいろいろな予備校で模試が始まります


それと同時に各地で省庁説明会などが開かれます


それらのおかげで実際問題後期は非常に忙しそうです


というか、授業はサボるしかないですし、実験は


適当に済ますしかありません・・・・・


その上で今の成績をキープしなければ院試を推薦で


突破することは難しい・・・・とかなり切羽詰ります


しかも就活もしていてOB訪問なども必要ですし


セミナーに参加したりもしなければなりません


みんなどうしているのかと思いきや、予備校仲間は


どうやら就活なんか適当さーっていっていて公務員に受かる気満々です


てか自分も受かる気満々なはずなのに最悪の事態を


想定しながら動いてしまうのは短所でしょうか・・・・


目標一点集中ではなくマクシミン原理にしたがって動いてしまいます


こんなことで自己分析したくないなぁ・・・・

面接終了

今日までブログをサボってお休みしていたのは


公務員のインターンシップのようなものに参加するための


選考を受けていたからです


同じ公務員を目指している友達から情報を聞いて


ダメもとで参加を申し込んだのですが実はかなり限られた


層にしか情報が回っていなかったらしく、書類審査も


面接も確認程度ですんでしまいました(^^;;アセアセ


ただ、今日の面接では軽い政策論議をしたりして


プレ官庁訪問のような感じでした


お話したのも経産省の係長の方とか国交省の方とかだったので


結構リアルな感じでした


でも、とりあえず選考自体は大丈夫な感じだったので


参加はできそうです


ここ数日緊張していたのでほっと肩の荷が降りた感じです


まぁ本番の官庁訪問に比べればまだまだ気楽なもんですけどねぇ

NHK法的手段に

NHKの一連の不祥事の影響で受信料不払い者が


深刻な問題となっています


無駄遣いも甚だしい過去を見れば誰もが払いたくなくなることでしょう


特に、今までしっかりと払ってきた視聴者からすれば


背信的な行為としか映らず払いたくなくなることはむしろ当然です


しかし、放送法でテレビ受信機を設置した人はNHKと視聴契約を


結ぶ義務を負っていて、視聴契約を結んだら視聴料を払わないのは


債務不履行に当たるのでNHKが法的措置に出ることは理論上可能です


しかし、NHKの経営体質や思想が変わらない限り視聴者の理解を


得ることは非常に難しいはずです


たとえば、今まで無駄が会ってもやってこれたんだから受信料を


値下げすることは当然のはずですし、あるいは、今までの無駄を


すべて公表して新しい体質を作っていく決意を発表すべきです


1200人の人員削減を行うようですが、甘すぎます・・・


というか、人員削減は必要な措置ではなくむしろ、体質を変える


努力にすべてを注ぎ込むべきですし、それをアピールできるくらいでなければ


まるでわかっていなかったということになります


どこまで本気なのかNHKは変化をもって視聴者に訴えていかなければなりません


そのことを怠って受信料の訴訟などに踏み切れば、裁判を受けて立つ


視聴者は多いと思います


数万という規模で裁判が起こればNHKは間違いなく放送など続けていけません


そうなれば方針を変えるしかないので実際は訴訟に踏み切ることはできないでしょう


NHKに残された道は上記のような改革のみです


それは実は朝日新聞にも言えることでありましょう・・・・

国際経済学

とりあえず経済原論はある程度めどが立ちそうなので


国際経済学をはじめたのですが、これがヤバい・・・・


基本的に問題のレベルが経済原論より高い感じがするのと


なんといっても解法の手順が頭に入ってないので


基本問題すらまだ満足に解けません


原論の知識で解ける問題しかまともに取れないので


今から早急に復習が必要そうです


できればこの夏休みで国際経済学を半マスターくらいに


仕上げたいのでかなり気合を入れないとヤバそうです


今年中に択一専門科目にめどを立てたいのに厳しいですね


財政学も課税理論とか暗記するの大変だし・・・・


周りの人も原論後半とかで足止め食らってるみたいなんで


そう簡単には先に進めないってことですかね・・・・

野田聖子・・・

ちょっと前まで総理候補と呼ばれていた野田聖子ですが


最近では岐阜でまで風向きが怪しいらしいですね


小選挙区では佐藤ゆかりに勝ったものの、自民への執着心のせいで


批判の対象になってしまっているようです


終いには郵政法案に賛成してもいいようなことまで言う始末


有権者の意見を完全に無視しているとしか言いようがありませんね


結局彼女も権力への執着心しかもっていなかったようです


まぁ先月号の中央公論で展開していた持論をみても完全に


古いタイプの族議員の一人であるとしか言いようがなかったので


今の行動はすべてそれで説明がつくと思います


それにしても、今の自民党は初当選組みが非常に多く


うまくいけば本当に脱族議化かできるかもしれません


まぁまだまだ5族のうち郵政しか滅んでいないので


まだまだこれからってところでもありますが、大いなる一歩ではあります


しかし、小泉さんは旧体政治をぶっ壊したあとあるべき政治を


創造していかなければならないので非常に大変だと思います


そして小泉さんをついで次の総理になる人はその仕事を完遂しなければなりません


民主党の出直しとともに自民党のあり方も問われていると言えます


これからの四年間で日本の将来が大きく左右されることになるでしょう



鼻炎が・・・・・・・・

ここのところ二日連続で鼻炎に泣かされています


ホントひどくて何もできない有様


薬飲めば普通直ってしまうんですが今日のはかなり頑固です


くしゃみがすごいし鼻水も止まりません・・・・・


今日は予備校で勉強しようと思ったのに全然予定通りいきませんでした


時期によってひどい時があるんですが原因は不明です


稲でやられてるんですかねぇ・・・?それとも猫の毛ですかねぇ・・・・


家には猫も犬もいるのでもう何が原因かは全然わかりません


ただ、もう一錠鼻炎薬を飲まなければならないことだけは


間違い無いようです・・・・ケチってさっき一つしか飲まなかったんで・・・


一錠で効かない時は少ないんですが今日のはダメみたいですね


はぁ・・・

前原新代表

今日の午後、民主党の新代表に前原氏が選ばれました


菅さんとの一騎打ちになっていたのですが党内の投票の結果


わずか2票差で前原氏が代表に選ばれた模様です


注目すべきは鳩山元代表が応援したにもかかわらず


菅さんが負けたという事実です


これはベテランの力が党内で衰えていっていることを


示す結果と言えるでしょう


そういう意味では逃げ戦を続けることで弱体化を


表面化させることを免れている小沢さんはうまく


発言力を保っているなぁと感じます


まぁいずれにせよこれだけの若手が代表になったのですから


民主党内ではいろいろと変化が起こることでしょう


勢力図の変化にとどまらず、党の方針も変化していくと思われます


しかし、前原氏はどちらかと言えば自民党に近い考え方をもっているので


自民との差別化を計りつつ今までの持論を展開する難しさは


懸念材料として残ってしまうかもしれません


記者会見の質問の場面でも差別化については自民批判にとどまり


明確な方針を打ち出せていない現状を浮き彫りにした感があります


今後は党内人事に注目が集まりますが、国民の目を意識した


人事に終始せず、実際に民主党を強い党に変えていける人材を


登用すべきでしょう


若手が代表ということで民主党自体が活性化すること、さらに


労組依存の体質を改めていくことが求められます


しばらくは民主党から目が離せませんね

増税か国債か・・・・

ちょっとここのところ小説にはまってしまって


ブログの更新をサボっていました(^^;;アセアセ


さて、選挙後のあわただしさも落ち着いてきて定率減税の廃止など


増税の姿もちらほら見えてきました


えてして国民は増税にはNO!といい、国債発行にはそれほど反発しません


国債は直接的に家計を直撃しないが増税はそうはいかない・・・


というのがその理由でしょうが、良く考えると発行された国債は


必ず利子付きで償還しなければならないのです


償還の際にはよほどインフレになっていたり税収の自然増が


ない限り増税が行われます


ですから、国債発行は将来に増税を先延ばししただけで本質的には


現在の増税とかわらないということがわかります


ここで、増税は可処分所得を減らすので消費を減らしますが


公債は民間の投資を減らすので経済に与える影響は違っている


部分もあります


政府の活動が民間の投資を追い出すことを経済学では


クラウディング・アウトと呼んでいますが、このクラウディング・アウトは


将来の経済成長を阻害する役目を果たします


そのため、公債発行は将来世代に増税と低成長の負担を転嫁することになるのです


また、さらに国の歳出に占める公債償還費の増大が財政活動の


硬直化を招くことや、財政危機からくる長期金利の上昇などの


アップサイドリスクを引き起こし更なるクラウディングアウトを誘発します


なぜかというと、財政の先行きが暗くなると国債の信用が低下し


日本の国債価格が下落します


一般的に債権の価格は利子率に反比例しますので国債価格下落とともに


長期金利の上昇が引き起こされます


金利が高くなると民間は資金を調達しにくくなり投資も鈍ります


投資が鈍るということはすなわちクラウディングアウトでありますから


結局公債は将来的に見て大きな負担を残すことになるのです


増税に関して言えば消費の低下から一時的に経済は悪化しますが


財政赤字を放って置くよりはだいぶましな結果が得られそうです


現在の財政赤字はやはり公債て食いつなげていくのではなく増税に


頼らざるを得ないというのが結論です


しかし、国は増税だけでなく厳しい歳出削減にも努めなければなりません


現実的に見て歳出削減だけでは焼け石に水状態であることは否めませんが


国民感情が違いますからね・・・・


そんなわけで増税議論もやむなしと言う今の国民の姿勢は


なかなか判断力があるなぁ・・・という感じですね