国の借金が・・・~借金時計~ | 今今と今という間に今ぞ無く 今という間に今ぞ過ぎ行く by道歌

国の借金が・・・~借金時計~

少し前のエントリーにも取り上げましたが


日本の借金時計 を見たことはありますか?


これを見ると背筋が凍ります


国債発行を決めた昭和40年からおよそ半世紀しかたっていないのに


この額です・・・・しかも今の日本は返済よりも借り入れのほうがずっと多いのです


もっというならば、借金の利払いのために借入債まで発行しているのです


もし、借入債が利払い費より少ない額しか売れないような事態が起これば


そのとき日本は財政破綻を迎えます


そのため財務省は海外投資家にまで説明会を行って国債を売り切ろうと躍起になってます


しかし、得れば得るほど借金は増えるし利払い費も増えます


しかももうあと数年後に、小渕内閣が大量に発行した国債の償還が始まります


そのとき日本財政は耐えられるのでしょうか?


確かに政府も財投改革や歳出の効率化、公共事業の縮小など対応策は打ち出していますが


焼け石に水といった感じですし、小泉首相が公約した国債発行枠30兆円もあっという間に


反故にされました・・・「そんなのたいした約束じゃない」といったのには愕然としました


では、どうしたらよいのか?


となるとまずは特別会計予算の規模の大幅な縮小が必要でしょう


特別会計予算とは、一般会計予算とは別に特定の用途に用いられるための予算で


その用途に従って省庁が所轄している会計です


そのことからもわかるように、国会のチェックを非常に受けずらい会計なのです


しかも一般会計予算などと比べ物にならないくらいの規模を誇っていて


日本の一般会計予算はおよそ82兆円ですが特別会計予算は31の特別会計をあわせて


412兆円規模です


塩川大臣の


「母屋ではでおかゆをすすっているのに離れではすき焼きを食べている」


という言葉はまさに今の現状を表しているといえます


つまり、一般会計予算は厳しくチェックされるので無駄が極力無いようになっていますが


特別会計予算はほとんどチェックされず無駄をかなり生んでいるということです


現在、民主党が特別会計にメスを入れようとがんばっているようですが所轄官庁から


反発が出ると思われますのでなかなかすんなりとはいかないでしょう・・・


ただ、こうした財政事情をどうにかしなければ・・・・という危機感もかなり高まってきていて


内閣府のもとで開かれる経済財政諮問会議でも、2010年までに財政の基礎的収支


いわゆるプライマリーバランスの黒字化を目指すという方針が確認されました


基礎的収支が黒字化するということは利払いを除いた基本的な歳出を税収のみで


まかなえる状態をいいます


この状態が国の財政の基本なのですが、現在の日本にはかなり難しい状態であるといえます


2010年までの期限を考えますと、これから消費税率のアップや社会保障関連の


制度改革などが避けられないものと思われます


しかし、この基礎的収支が黒字化すれば、利払い利率よりも経済成長率や物価上昇によって


税収増率が上回ればいつかは借金返済を完了できる見通しが立ちます


そう考えると、増税もやむなしというのも批判ばかりしているわけにもいきません


増税しなければ国債発行でその場しのぎをするしかなく結局将来その借金は降りかかるのですから・・・


政府は特別会計などの既得権の温床となりやすい制度を見直し、よりいっそうの歳出削減を進め


その上で、増税に対する国民の理解を得る努力をしていかなければならないでしょう


そうしなければ近い将来日本の財政は破綻し、国民生活は崩壊してしまいます・・・