核融合炉実験って知ってます? | 今今と今という間に今ぞ無く 今という間に今ぞ過ぎ行く by道歌

核融合炉実験って知ってます?

国際熱核融合実験炉(ITER)計画というのをご存じですか?


簡単に言うと次世代の発電所の第一歩といったところです


核融合反応は核分裂反応よりもクリーンだといわれています


太陽内部でも起こっている核融合反応は利点として


高レベル放射性廃棄物が出ないことや、二酸化炭素の排出がかなり少ないこと


さらに、連鎖反応がないため暴走する危険が小さいと言われます


こんな良いことづくめな核融合ですが、実はまだまだ研究が進んでいません


核融合は一億度という想像を絶する超高温かでしか起こらないので


物が全部プラズマ状態になってしまうのです


悪いことにプラズマの科学は謎ばかりなのでなかなか実用化段階まで


たどり着けませんでした


それをどうにか実用化しようというのが国際熱核融合実験炉(ITER)計画です


この核融合実験には少なくとも数兆円規模の予算が必要になるために


先進国でも一国で実施するのには無理があります


そこで6カ国(日本、EU、ロシア、中国、韓国、アメリカ)で行おうというのです


しかし、ここで問題になるのはその実験地・・・要するに実験によって恩恵を受ける場所です


そのことが原因でいつまでたっても計画が実行に移されませんでした


誘致を主張しているのは日本の六ヶ所村、フランスのカダラッシュ

の二カ所でしたがほんと最近、カダラッシュになることで合意した模様です


それによってやっと本格的に核融合炉の開発が進むことになります


どうもカダラッシュに譲る代わりに核融合炉にかかる物資を日本の


企業に受注する約束などが交わされたらしいです



個人的な見解を言うと、カダラッシュに決まってくれてちょっと


良かったかもしれないと思っています


なぜならば、まだ今回の実験では実験に伴って発生する中性子を


放射性物質に変化しにくい物質で受け止める計画までは含まれていないので


実験が成功したとしても大量の放射能汚染物質が残ることになってしまいます


さらに、まだ完全な実用化を目指しているわけでない核融合炉を誘致することで


巨額の資金を要することを考えると、本格的な実用化の段階で建設した方が


最終的な投資額は少なくてすみます


今焦って不完全な物に巨額の投資をするよりも落ち着いて良い物ができたら


より安く建設する方が効率がよいのです


安全性の面からはノーベル物理学賞を受賞した小柴さんらも反対していて


誘致取り下げの嘆願書を提出したりしていたようです


そんなこんなで、自分的によい形で、やっと発進する核融合炉実験に


期待をふくらませながら・・・・・・・・




物理化学のレポートを書き書きしているところです・・・(疲