おはようございます
IROKARAの齊藤和子です

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短い入院生活ではありましたが
色んな気づきがあり、考えさせられる事が多々ありました。


4人同室の病室では、
私以外は皆さん歩行が難しいご高齢の方でした。

それぞれにカーテンを引かれていたので、
さして交流はなかったのですが、
看護師さんとのやりとりなどから
色んな状況が見えてきました。




Aさんは、一人暮らしをされていて、
転んで骨折されたそうです。
他院では、回復は難しいと言われたところ
歩きたい‼︎と手術を決め、転院されたようでした。

親族はお近くには住まいでなく、
入院時のお世話などに、日頃から親しくされているご近所さんが2日と空けずいらっしゃっていました。

看護師さん方とのコミュニケーションも
ウィットに富んだやり取りで、
「ありがとう」をしっかり伝えられていました。

誰かの力を借りる事や
頼る事をさらりとできる、
でも、それを当たり前と思っていない、
素敵な力を備えられていらっしゃるなぁと感心しました。





Bさんは、痴呆が入っていらっしゃる様子で
ご機嫌などに時は、
とても可愛らしい声で
ひとりごとを言われてました。

毎日、台風の最中にも
娘さんがお見舞いにいらっしゃって、
娘さんとの会話が、1番スムーズで、
素直に受け答えをされていました。

看護師さんさんとのやり取りは、
体調に影響されるところが多いようで、
ご機嫌な時は、
本当に可愛らしく優しい声で呼びかけられるし、
これ以上の表現は誰にもできないんじゃないか⁈
というくらいの
「ありがとう」を言われてました。

ご機嫌が悪い時は、
言葉や声も荒々しくなり、
ぴしゃりと断り、頑として受け付けず、
強い言葉を放ったりもされていました。





Cさん
私の入院中、
Cさんが「ありがとう」と言うのを聞いたのは
たったの2回。

寝たきりの度合いとしては
一番重度なのがCさんでした。

ナースコールを多用され、
看護師さんが「どうしましたかぁ」と
声をかけられると、
いきなり「痛い‼︎」

入院の原因となる痛いだけではなく、
お腹が痛いや頭が痛いと、とにかく不調を
痛いと訴えられてました。


そして、いつも上から目線で
用事を言われ、
そのほかのやり取りもとってもぞんざい。

そんなCさんのご家族は、
毎日の様に、ご主人さまとお子さんご夫婦の
3人でいらっしゃってました。

そんな時にも、Cさんの話声、
あまり聞こえてはきませんでしたが、
ご家族がCさんのことを大切に思っていらっしゃるなぁというのが、とても伝わってきました。

そして、とてもプライドが高いとお見受けしたCさん
ご自分がお世話を受ける事を素直に受け入れられない事が、
高慢な態度となって表れ、
それによってバランスを保っているんだろうなぁと、私の祖母の事など思い出しながら感じました。





そんな入院患者に接する看護師さん方は、
大変なことも
顔をしかめたくなる様なことも
思いが通じないことも
たくさんあるだろうに、
とっても明るく、朗らかに
接して下さるんですよねぇ。

とてもありがたく
皆さんに備わっている
オレンジさん気質がばんばん伝わってきました。



私には
婚家の母と実家の父母が健在でいてくれています。
今は、3人とも元気にしていますが、
いつ、お世話が必要になるやも知れません。

同室となったお三人の様子を
お見受けしながら、
両親たちの老いや自分自身の
これからについて、
どんな風に向き合って行きたいか?
どんな動きができるだろうか?

取り越し苦労に終われるよう
期待しながら、
いざとなった時の覚悟を持てた気がします。




 
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