ブランド戦略にとって、デザインは大切。しかし、それはブランディングを構成する数多ある要素のひとつにすぎません。何度も言うようですが、カッコいいロゴやホームページをつくることがブランディングではないのです。人は、どうしても華やかで視覚化されたものに興味がいきがちですが、最も大切なのはその奥にある『ブランド戦略』。私はセミナーなどで『ラブレター』に例えてお話しするのですが、いくら素敵な封筒や便箋を使っても、豪華な花束を添えても、ラブレターの中身に内容がなく人の気持ちを打つ心のこもったものでなければ、意中の人の心を打つことができません(もっと言うと渡す場所や渡すときの身なりも結果に影響しますよね?)。ブランド戦略の策定は、地味で地道で根気のいる作業ではありますが、この部分を最初に専門家を交えてしっかり築いておけば、後々の経営計画がとても楽になります。表面的なカッコよさで「一瞬」目を引くことができても、中身を好きになってもらえなければ、お客様の心は掴めません。星の王子様ではありませんが「心で見なければものごとはよく見えないってこと。 大切なことは目に見えないんだよ」とブランディングの専門家としては声を大にして言いたいのです。


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