中小企業が、ブランディングに取り組むメリットは大きく分けて10個あります。ひとつは、価格競争に巻き込まれないこと。価格ではなく「ブランド価値」で勝負するので、価格競争によって疲弊するることを避けられます(お客様はあなたの会社や商品の「ブランド価値」に、喜んでお金を払ってくださるようになるのです)。また。「ファン」になってくれたお客様が常に指名買いをしてくれます。企業や商品、サービスの価値を認め、気に入ってくださったお客様は、お客様というより「ファン」になります。そして、「ファン」は、推している企業や商品をこちらからお願いしなくてもいろいろな人に勝手に口コミなどで宣伝してくれるのです。 また、そうしてことが積み重なって、取引先との交渉も有利になり、社員も自社の「目指す姿」が明快になることによって、すべての行動に反映することができる ことから、士気は高まるという効果があります。そして、従業員も自らいろいろな人に自ら宣伝、販売活動を行いたくなるという効果もあります(自分の会社や商品が「価値」をもっていることを周りの人にも知らせたくなります)。その結果、人事面でも評判が良くなることによって採用が有利になり、優秀な人材がなにもしなくても門を叩いてくるでしょう。副次的な効果としては、無駄な広告を打たなくても良くなり、コスト削減にもつながるといったうれしい効果も。そうした上昇気流のような良いスパイラルを生むことができるのは、ブランディングならではの素晴らしい経営効果といえます。ブランディングはロゴデザインなど表面的な「かっこよさ」をつくるものであると誤解している方がいらっしゃいますが、企業における「品質管理」のひとつなのです。


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