課金の不安と闘いながら過ごしておりましたが、妻自身の体調もあまり良くならず、些細なことで喧嘩をする頻度は高くなっておりました。
子供を産む前までは滅多にしませんでしたが、お互いが育児と仕事と病気のことで疲弊しきっていた状況だったのだと思います。
そんな中、再び大きな出来事が起こります。
喧嘩をした翌日の午後のこと、出張から帰り自宅に戻る際に、子供を迎えに行く妻と鉢合わせました。喧嘩のこともあり、気まずさを抱えながら妻に声をかけるも、私の顔をじっと見て何も言わずに車で出発をしました。
私は嫌な予感がしました。この時ほど嫌な予感がすると感じた事はないくらい、その表情を鮮明に覚えております。
私が部屋に戻った数分後、妻からの電話。
「車で事故を起こした。」
正直、一番最初に思い浮かんだ気持ちは、『やっぱりな』でした。この時、私が妻の体を真っ先に心配する言葉をかけてあげれば良かったのものの、巻き込んだ人や物はないかという心配が勝ってしまったのです。
妻よりも周りの人。
妻からすればそんな夫に愛情など向くはずがないと、今では思います。
ただ私には、構ってほしくて、振り向いてほしくて行った行動にしか思えなかったのです。とにかく私に心配して欲しい、心配をかけたい、という気持ちの行為だと思ってしまいました。
結局車は廃車。リースの残り残高も全て支払いました。お金が飛ぶように無くなります。心に余裕はなく、毎日を過ごすことが精一杯でした。