ミスを防ぐ方法として、よく言われるのは「見直しを徹底する」
ということですが、一概に、どの受験生にも当てはまる方法では
ありません。


ミスの多い受験生には、次の2種類のタイプがいます。


(1)見直しをすれば(大体)ミスを発見できる
(2)見直しをしても(あまり)ミスを発見できない


(1)のタイプは、普通に「見直しを徹底する」という方向で
対策を考えれば良いでしょう。


しかし(2)のタイプの場合は、見直しに力を入れても、
なかなか思うような成果が表れません。


(2)のタイプに有効なのは、見直しを徹底することではなく、
「ペースを落として精度を上げる」ということです。
時間をかけて丁寧に解き、一発で正解することを目指します。


ただ、「絶対にミスをしない」という意識で取り組むと、
普通に解く時の1.5~2倍の時間が、かかってしまいます。


そのため「テスト全体の時間配分が難しくなる」という難点は
ありますが、普段の学習、塾のテストで試行錯誤していけば、
徐々に上手くいくようになります。


「864÷48」のような、「割る数が2桁の割り算」を苦手にしている子供が

少なくありません。「計算できない」というわけではないのですが、ミスを

したり、時間がかかってしまうことがあります。


これは、48の掛け算の結果(48×8=384など)が反射的には出て来ず、

商が立てにくい・・・ということが最大の原因です。割る数が1桁になれば、

九九の結果は反射的に出ますので、商が立てやすくなります。


48を50に置き換えて、商の見当をつける・・・という方法も良いのですが、

割る数を1桁にするために、分数の「約分」を利用して、次のように計算

することもできます。


864÷48

=864/48 ←分数の形にする(48分の864)

=108/6 ←約分する(8で割る)

=108÷6 ←割り算の形に戻す

=18


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メールマガジンを発行しました。
今回のテーマは“算数に必要な「3つの力」/模試による分析法”です。
興味のある方は、ご一読ください。


メールマガジン

http://archive.mag2.com/0000141523/index.html


「盲点になりがちな典型題」というテーマで、本日(9日)、メールマガジンを出します。

興味のある方は、お読みください。


メールマガジン

http://archive.mag2.com/0000141523/index.html



メールマガジンの方では、(画像が使えないので)紹介できなかったのですが、

多くの受験生は、次のような問題を解いた経験があるかと思います。


(ちなみに、この問題は、数年前の「中学への算数」で、「最近流行の問題」と

紹介されていました。)


中学受験の戦略-01


この問題は、次のような補助線を引いて、解くことができます。


中学受験の戦略-02


全体の長方形の面積は 9×13 = 117

真ん中の小さい長方形の面積は 5×3 = 15


残りの部分の面積は (○+△+□+×)×2 と表せるので、


(○+△+□+×)×2 = 117-15 = 102

○+△+□+× = 102÷2 = 51


よって、斜線部分の面積は、51+15 = 66(cm2) となります。



次は、プラスワン問題集に載っている問題です。

一見すると、先程の問題と同じように解けそうなのですが・・・


中学受験の戦略-03


同じように解こうとしても、次の図のように、重なる部分が

あるため、うまく行きません。


(ちなみに、最近、サピックスの模試で、同じような問題が

出題されていましたが、正答率は低かったです。)


中学受験の戦略-06


ここで、重なる部分に注目すると・・・


中学受験の戦略-04


ウの面積は、1×3=3

ア+ウ=イ なので、イはアより、3(cm2)大きいことに

なります。


よって、次のように、記号をつけることが出来ます。


中学受験の戦略-05


全体の長方形の面積は、(○+△+□+×)×2 +3

と表せるので、


(○+△+□+×)×2 +3 = 6×8 = 48

(○+△+□+×)×2 = 48-3 = 45

○+△+□+× = 45÷2 = 22.5

よって、斜線部分の面積は、22.5(cm2) となります。



1つ目の問題は、多くの難関校受験生が正解しますが、

2つ目の問題は、盲点になっているように思います。