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音楽王国 Turntable Connection

あれも聴きたい!これも聴きたい!もっと聴きたい!!もっともっと聴きたい!!!

結構なボリューム・作品数にも拘らず何かと重宝するのが、’13年にリリースされたマイルスの初期コロムビア吹き込み9枚組BOX ”The Original Mono Recordings”(オリジナル・モノ・レコーディングス)。収録アルバム自体はモノラルという点を除けば、余程マイルスが嫌いなジャズ・ファンでなければ既に持っている・知っているような有名盤ばかり・・・だと思う

様々な形でリリースされるBOX君、買うだけ買っても物理的にメンドーくさい&どうせ知ってるし等であまり聴かれないイメージなのだが、私は勝手にDVDオーディオ化して楽しんでいる。個人的に作品単位に拘りたいので、各アルバムの終わりに30秒の空白トラックを入れている。今作の場合、4枚目(Jazz Track)と9枚目(Miles & Monk At Newport)は、音楽的にも作品的にも全く繋がりのない(LP時代の)A・B面が続けて再生されては迷惑極まりないので、A・B面の間にも空白トラックを入れている

音質を全く落とさず、9枚ひとまとめにして約4GB。DVD-R1枚に難なく収まる。アルバム単位で聴いても良し、片面単位で聴いても良し、勿論ランダム選曲しても良しと、ディスク1枚でたっぷり楽しめてしまう。DVDオーディオ化と聞けばなにやら難しそうと思われるかもしれないが、非常に簡単でハイレゾ・長時間のライヴ音源等の扱いにも重宝する。未体験の方にはお勧めしたい

”オリジナル・モノ・レコーディングス” に収められた個々の作品には馴染み深さもあり、今まで親しんできたステレオ盤に愛着もある。今回のモノ盤全てがベスト音質とは云わないが、何度も繰り返されるリマスタ攻撃によってアレ?と作為的に変質した楽曲が、極々自然に・より美しく響いてくるように感じた盤も多い。そんな中から、やたらカッコいいディスク4の前半(LPのA面)・・・


米ジャズ・トランペッター、マイルス・デイヴィス(1926-1991)’58年リリースのサントラ・アルバム ”Ascenseur Pour L'échafaud”(死刑台のエレベーター

ルイ・マル(1932-1995)監督の長編デビュー名作でもある仏映画「死刑台のエレベーター」。ストーリーはお間抜けな殺人犯が慌てまくるという爆笑もの・・・かどうかは怪しいが、雰囲気たっぷりな映像美の中、マイルスは徹底的にハードボイルドな世界へ誘う

音だけ取り出しても傑作!というか、音だけで十分過ぎる内容とマイルス贔屓目の私などは思ってしまう。だが最短で1分弱、殆どの楽曲が2,3分で終わってしまうので、なるほどサントラ盤なんだという感慨もあるにはある。しかし例え楽曲が短くても、エコー多めで処理された音作りは見事であり、マイルスからもらったトラ~ンペットの音色・メロディは圧倒的に素晴らしい

Personnel:
Miles Davis – Trumpet
Barney Wilen – Tenor Saxophone
René Urtreger – Piano
Pierre Michelot – Bass
Kenny Clarke – Drums
Recorded in Paris, Dec 4 & 5, 1957

01. "Generique"(テーマ)  Miles Davis  1958

from his soundtrack album ”Ascenseur Pour L'Échafaud”(10" LP 1958)*試聴, "Ascenseur Pour L'Echafaud"(7" EP), ”Ascenseur Pour L'Échafaud”(CD 18tracks 1988), ”Ascenseur Pour L'Échafaud (Lift To The Scaffold) Original Soundtrack - Complete Recordings”(CD 26tracks 2003)*試聴
compilation album ”Jazz Track”(Mono 1958)*試聴, Box Set ”The Original Mono Recordings”(9CD 2013)*試聴

02. "L' Assassinat de Carala"(カララの殺人)


03. "Sur L'Autoroute"(ドライヴウェイのスリル)


05. "Florence sur les Champs-Elysees"
  (シャンゼリゼを歩むフロランス)


06. "Diner au Motel"(モーテルのディナー)


09. "Au Bar du Petit Bac"(プティバックの酒場にて)


10. "Chez le Photographe du Motel"(モーテルの写真屋)



ボーナストラックと表したボツ・テイクに付き合わなくても済む満足の高い ”オリジナル・モノ・レコーディングス” なのであるが、1点不満な点を挙げれば、9枚目 ”Miles & Monk At Newport”(1964)を ”At Newport 1958”(2001)に変更して欲しかった。セロニアス・モンクに文句は全くないのだが、今となっては64年リリース盤に拘ったところが理解出来ない。同ステージのマイルスのライヴ音源が日の目を見てるのに、それを無視して共演もしてなく収録年も異なるモンク音源を入れる姿勢には呆れる。タイトルに「オリジナル・モノ・レコーディングス」とあるのだから、オリジナル・アルバムを収録する必要はない(と思う)。ま、正直言うと ”Miles & Monk At Newport” のマイルスは、この箱では時代遅れ感が半端ないのだが(笑)

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original up date : 2014-06-23 22:00:00 (今回動画最新化)
耳がでっかくなっちゃったと、どこをとっても感動的な・・・

英ロック&ソウル・シンガー、ロッド・スチュワートの’71年リリースの大傑作アルバム ”Every Picture Tells a Story”(エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー)から、名曲 "Maggie May"(マギー・メイ

"Maggie May"(マギー・メイ)  Rod Stewart  Album Version  1971

from his 3rd solo album ”Every Picture Tells a Story”(1971)*試聴
歌詞  歌詞・コード①  歌詞・コード②  歌詞・コード・TAB譜①  歌詞・コード・TAB譜②  TAB譜(ソロのみ)  ベース譜  Power Tab(DL)  Guitar Pro(DL)

’93年リリースのライヴ・アルバム ”Unplugged...and Seated”(アンプラグド)収録ヴァージョン↓

"Maggie May"
(マギー・メイ)  with Ron Wood  MTV Unplugged  1993-02-05

from his 3rd live album & video ”Unplugged...and Seated”(1993)*試聴


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original up date : 2013-11-30 22:00:00 (今回リンク先変更あり)
「21世紀の・・・」というと、随分先の話のようにも、明日にも迫り来るような気もするが、時既に入って久しかったりもするのが現実であったりもするような・しないような。それなら「ミルクセーキの・・・」じゃいけないかと思ったり・思わなかったり・・・

プログレッシブ・ロックバンド、キング・クリムゾンの’69年リリースの名盤 ”In the Court of the Crimson King”(クリムゾン・キングの宮殿)収録の名曲中の名曲 "21st Century Schizoid Man"(21世紀のスキッツォイド・マン)*旧邦題:21世紀の精神異常者

"21st Century Schizoid Man"
(21世紀のスキッツォイド・マン)  King Crimson  1969

originally version released on their 1st album ”In the Court of the Crimson King”(1969)*試聴
歌詞  TAB譜①  TAB譜②  ベース譜  Guitar Pro(DL)①  Guitar Pro(DL)②

’75年リリースのライヴ・アルバム ”USA”(USA)収録ヴァージョン↓

"21st Century Schizoid Man"  Live at US. Tour Jun, 1974

from their 2nd live album ”USA”(1975)*試聴


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original up date : 2010-11-09 23:25:25 (今回動画最新化&加筆あり)