デビュー作が大ヒットとなったジャズ・シンガー、ソフィー・ミルマン。
日本先行発売となった'07年の2ndアルバム ”Make Someone Happy”
ボーカリスト「ソフィー・ミルマン」に焦点を合わせたアルバムといってよく - メローな選曲と、それを惹きたてるような曲順により - 滑らかな表現力を増し、成熟した歌手としての魅力を前面に打ち出している。
今作は、しっとりと軽やかにスタートするが、進むにつれ熱を帯びた演奏も随処で堪能できる嬉しい作品。ただ全体的に、ソロのスペースは明らかに減少している印象だ。狙いでもあるのだろうが、バック・アップでの控えめなプレイにもハッ!とさせられるものが多い。
あらゆる点で今作の目玉といえるスティーヴィー・ワンダー作の "Rocket Love" と "Matchmaker,Matchmaker" では、引っ張りだこのハーモニカ奏者:グレゴワー・マレの素晴らしい演奏がフィーチュアされている。
今回はステファン・マッキノン(AOR方面では名の通った人らしい)の単独プロデュース作となり、トータル・バランスに優れた味わい深いアルバムとなった。何度もリピートしたくなるような心地良い作品である。
*丁度1年前(来日時)のインタビューはHMVに掲載。彼女がいかに音楽ファンかよ~く解る内容。 試聴もHMVで可能。
"Rocket Love"
オリジナルのスティーヴィー・ワンダーのバージョン
"People will Say we're in Love"
"Something in the Air between us"
"So Long, you Fool"
"Matchmaker,Matchmaker"
"Reste (Stay)"
"Fever"
"Undun"
"It might as Well be Spring"
"Eli, Eli (A Walk to Caesarea)"
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