2016.10.2 ~寒風山 | 1/3 BLUE -One Third Blue-

1/3 BLUE -One Third Blue-

秋田から岐阜へ来た自転車に人生を捧ぐ大学生。
空のあお、海のあを。そして、もうひとつの「蒼」を求めてー。

前回から一気に飛んで、10月2日。

 

前日に弟と家電量販店や駅前をブラブラして、CMで見たこんなものを買ったり...

(ガキが調子に乗るな!にわかが!ってのはわかりますが、風呂上がりには聞きながらくつろいでいたりしています。はい、すみません。)

※レビューはそのうち....

で、何故か流れでサイクリングに行くことになりました。

 

 

 

朝8:20、出発。

 

今回は弟を初めて市外に出す計画。

本人には教えていません。

 

とりあえず、ヘルメットを貸して、出発。

ペースは20km/h維持と、普段よりはまったり気味に。

しかし、逆にロードだと意図してスピードを抑え続けるのは意外に難しいものでした。汗

 

 

 

8:45、秋田港(セリオン)到着。

 

弟のトイレ休憩。

その間、タイヤに空気を入れておいてやります。

なんて優しいアニキなんだろうラブ!!!!←       

 

弟のブリヂストン レイダック

本人がいっぱいいじってあります。

 

空はこの通り、曇り気味。残念。

 

 

 

 

 

 

港に停泊していたフェリー。

つい、名前に反応。

いい名前ですグッド!

 

ありふれたものでも関連付けてしまうのは、脳内がダメになってる証拠でしょう。

僕が何を思ったのか、理解できた方は胸を張ってヲタクを自称しましょう。

 

 

 

秋田港周辺に弟の好きなドリ車がよく来るとかでちょっと興味深そうにしていました。

ブレーキ痕、僕も見たかったな。

 

 

しばらく走らせて、4月のときも紹介したこの道を行く。

 

弟もよく友人たちと河川敷を走って雄和(秋田空港方面)あたりにサイクリングに行くようなので、ここも勧めました。

 

周りにサイクリングが好きな友人が他にもいてよかったな、弟よ。

 

4月の僕らのようなストーリーがまた生まれてくること、楽しみです。

本人もかなり気に入ったようだし。

 

 

僕も初めて来た時には感動しましたからね。

絶景に、風の気持ちよさ。

車のストレスもなく本当に開放感ある。

 

 

 

 

弟の初越境(市境)を経て、

9:50、潟上市天王のスーパーで休憩

弟にもハンガーノックの恐ろしさを説明し、パンを買わせる。

ブラックサンダーもいざというときのためにポーチに入れておく。

田沢湖のとき、Yくんのモナカ1つで本当に救われたものですから。

 

 

 

 

 

10:20、男鹿市入り。

有名ななまはげ。

家族でも何度か来ているので弟も初見ではないようですが、やはり自転車でこの地に来たことで何か違って見えたのでしょう。

 

「でけぇ。」

 

観光の方もたくさんいて嬉しかったです。

いいぞ、秋田県。ニヤリ

 

 

このあたりから正面に寒風山が見え始め、行き先ももうバレてる。

 

男鹿半島の付け根にそびえる標高355mと小さめの火山、寒風山。

芝生に覆われた山肌と、近隣に障害物がないことから、パラグライダーが盛んに行われている、という面白い地で、他にも頂上からは世界三景のひとつと言われるほどのパノラマが広がっていたりします。

あと、UFOだとかミステリースポットとしても有名で、何度か僕自身、テレビの全国放送で特集を見たことがあります。

 

 

県内外のサイクリストにとってその景色の良さ、イイカンジの勾配などから、人気の地ともなっています。

 

「でけぇよ。」

 

と、弟。

無理だろ、なんて弱音も聞こえましたが、大したことないから、と。

 

 

弟の自転車、貰い物でボロボロだったので段差で何度もチェーンが落ちたりもしながら、男鹿市脇本に。

国定公園方面(4月の時の)と寒風山方面の分岐点です。

 

 

この時点で相当、脚に、首に、きているようでしたが、踏ん張る。

 

 

 

ヒルクライム開始。メラメラ

 

正直、ここまで20kmペースで来たし、本当に疲れもなかったので、上りも史上最高に楽しめました。

息も切れることなく、口閉じて登っていました。

 

弟は相当キツイようで....

まともなアドバイスなのかは微妙なところですが、自分の経験として、

 

・とにかくシッティング(座り)で。ダンシングはまだするな。

・フラットバー使って姿勢を楽に、顔を上げて前を見て走れ。

・あまりゆっくりすぎると逆に脚に負担がかかるし、フォームも崩れやすいから、なるべくペースを維持しろ。

 

とは言ったのですが、あまりにキツそうだったので車は俺が見ているから、道幅いっぱいに使ってスキーをイメージして(そういえば弟スキー全然やったことなかっt...)

ジグザグに来い、と。

 

僕も初サイクリングの、上小阿仁~三種間で試行錯誤の上、やった手法です。

 

 

ジグザグは意外にしっくりきたらしく、順調に来る。

 

 

 

 

自転車のハンデは理解しているつもりだったので、足ついてもいいぞ、と言いながら途中、休憩。

 

パラグライダーを楽しむ人達も見えてきたここのあたりから、勾配もややきつくなってくる。

 

弟のツラそうな表情が尋常ではなかったので、ここでSCULTURA解禁。

バイクを交換。

サドルを下げて乗せる。

 

 

僕が弟のレイダックに乗る。

 

「!!!」

 

な、なんだこのギアの重さ....ガーン

僕も申し訳なく思って、フロントアウターで登っていたのですが、それより重い。

 

ここで初めて弟がなかなかやりおる奴だと気づきました。

こんなんであの勾配を....

素直に認めざるを得ませんね。

 

 

重いし、何より、クリートがついているので僕はまともに漕げない。

 

そ、そうか、弟はただのスニーカーで来ているんだった。

 

シューズを脱いで漕いで見るも、痛くて無理。

結局、裸足で押して走る。

 

 

そうこうしてる間に、SCULTURAでスイスイと登っていった弟が戻ってくる。

 

「やっぱり押して良いから自分で頼む...」あせる

 

 

 

 

 

 

そして、11:40、登頂。

 

僕。

 

弟。

 

↓かすかに見える山は、世界遺産白神山地。

 

 

↓男鹿市中心部、船川港方面。

 

 

↓奥にそびえる山が、男鹿三山。秋田市から見える男鹿半島の先っちょです。

 

 

 

回転展望台(有料)

 

 

景色は弟とともに感動。

市街地から離れているので街はあまり見えませんが、お米国、秋田ならではの広大な田園風景が特にこの季節、キレイです。

晴れていたら遠く、鳥海山なんかもみえるのだろうか。

 

 

 

最初に見た「でけぇ」なまはげとは正反対の弱っちそうな可愛らしい、なまはげ。

 

 

ここで昼食、というわけでもなく、景色を堪能したらすぐ下山。

 

安全第一でスピードは抑え気味で行きますが、弟のブレーキが甲高い鳴き声を上げている。

 

 

うーむ....。

 

 

こっからは弟の疲れも見えたので来たときよりスピードを抑える。

 

途中、レンタル落ちのCDの品揃えが気になって、GEOなんかにも寄りますが、他には何事もなく、ススム。

(品揃えは秋田市のとは比べ物にならないほど充実しておりました。CD自体もほとんどキズなく....  ハッ!言わなければよかった....!!)

 

 

 

 

12:50には潟上市にカムバック。

 

 

 

 

そして再びこの最高のサイクリングロード。

 

 

 

13:45には秋田港へ

 

なんかこのときになって雲が晴れてきてもったいない気もするが....

 

 

無事、2:15には、自宅へ。

 

すぐに弟に、「十分水分補給して、そこらにあるクッキーでもなんでも良いから腹に入れて風呂入ってこい」、体力を使うほど入るな、と伝え風呂に入れる。

 

その間、僕は朝、親が仕事に行く前にもらったお金で、弁当を買いに行く。

 

さらに、走行距離をキリの良いものにしたくてちょっと寄り道。

 

そして、本日の走行距離、90.08km!!

 

あー、惜しい!!!

 

 

自宅までの80m...!!!

 

 

まあ、そんなことよりも早く弟に食べさせないといけないのでSUCLTURAに「おつかれさま。」

といい、家の中へ。

 

その後、弟もそこまで筋肉痛になった素振りもなく、母がヒステリックになることもありませんでした。

めでたしめでたし。

 

 

 

今回のサイクリングでは弟の自転車の性能を大いに考えさせられました。

 

ギアの数に、クランクの長さ、ハンドルの高さ、効かないブレーキ、素人の僕でもわかるホイールのフレ.....

 

色んな所に連れ出してやりたいとも思ってましたがまだまだ課題は多いようです.....

 

 

この冬の間にSCULTURAもレイダックも進化させよう!

 

 

 

ではパー

 

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