皆さん、こんにちは
中国で、収賄罪で問題になっている薄煕来(はくきらい)元重慶市党委書記を終身主席とした新たなる政党を設立した話が話題になっています。
その政党の名称は「至憲党」で護憲を意味するらしく、今の共産党独裁に対しての皮肉も込められているようです。

産経ニュースより
薄煕来は中国国内の貧困層と保守派(極左)からの支持者が多く、今の共産党政権にとってかなりの脅威になると思われます。彼はかつて大連に日本企業を誘致し、大連を北方の香港と言わしめた実力者で重慶にも日本企業からの投資を引き込んでいたそうです。
彼は習近平主席と親の代から犬猿の仲らしく、建国の父毛沢東の意思を引き継ぎ、習近平主席率いる中国共産党の打倒を目論でいるようです。
最近の天安門広場でのテロや山西省の共産党委員会のビルでの爆弾テロなどはもしかすると薄煕来の配下にある組織の仕業かもしれません。
もし「共産党」と新政党の「至憲党」の対立が深刻化すれば大規模な内戦にまで発展する可能性があります。まるで第二次大戦中の共産党と国民党のようです。
この影響が日本に飛び火する可能性がありますので安倍政権には中国に対してこれからも強気な態度でけん制して頂きたいものです。