飯田線は伊那谷、天龍川沿いの南北に広がって走ります。

通り過ぎただけの旅人の私ですが、この地域の生活の香りを少しだけ感じることができました。


① 伊那ワイン工房の帰りのバス停です。


ここに鏡がある。右手から近づいてきたバスに気がつくことができます。

簡単だけど、とてもありがたい工夫です。



② 伊那バスターミナル

JR伊那市駅のすぐ近くにあって、色々なバス会社の共同のバス停になっています。たぶん8社。


他の地域では、共同運営のバスターミナルはあまり見られず、部分的な共同に止まっていたりします。


しかしここ伊那市では市内、近郊、高速バスまで全部が一括で運営されています。

これはすごく便利。


各社の時刻表、チケット販売と情報案内、明るくてきれいな待合室とトイレが整備されていて、隣接してカフェ•お土産店もありました。

バスが着くたびにアナウンスしてくれるのも便利ですね。


乗り物好きな私はもっとここに居て、バスの行き来を眺めていたい気分でした。



③伊那市で見かけた意見広告?

いろんなことを言っている



④ 駒ヶ根駅。

りっぱな駅舎ですが、この時間帯無人でした。


駅員さんはいませんでしたが、切符の自販機と各種の必要な情報や照会先が示されているので、困りはしない。

遅延状況など運行情報を知りたい時はアプリを見て下さいとある。


人手不足の世の中、

駅もこれでいい。


ちなみにここは警察官立寄所でもあります。



④ お菓子の北川製菓の直営店店舗がありました。


スーパーなどで見かけるドーナツの北川製菓は、駒ヶ根市に本社がある、お菓子メーカーです。


店舗では訳ありドーナツが人気で次々と売れていましたが、私は焼き菓子をいくつか買ってきた。


軽い味で美味しかったです。それに安い。ひとつ約110円でした。



⑤ アニメで町おこし?

マルス駒ヶ根蒸留所にて。ここを舞台にしたアニメ映画『駒田蒸溜所へようこそ』という映画(2023年)が紹介されていました。


飯田駅にて。

『飯田へおいでなんしょ!』 ナミキちゃんは飯田市の公式のキャラクターです。

 


また、終点の豊橋駅にはここを舞台にした『負けヒロインが多すぎる』(2023年)というアニメのポスターが沢山貼られていました。

 

↓ 2023年に行われたJR東海とのコラボ企画のリンクです。



飯田線沿線はかわいい子がいっぱいですね。



⑥ 飯田焼肉研究所

焼肉の町飯田の総合食肉卸の吉清グループが作った、飯田市と焼肉に関する展示場と直販所です。


無人での運営なので、朝6:00から夜中の0:00まで開館しています。 


キャッシュレスで支払いもできるよ。


⑦ 飯田線の歴史の展示(平岡駅)

切り立った崖の測量は、当時技量の高かったアイヌ出身者をリーダーとしてやり遂げました。


⑧スーパーの駐車場にて(天竜村平岡)

『注意 後方電柱あり』


後方の電柱はこれ。

おじいさん『わしを轢くでないぞ』



⑨人家もまばらな集落に大勢の人が出て何かやっています。(浜松市佐久間町中部。中部天竜駅から徒歩15分)

 

わっはっは、わっはっはっは


わっはっはっは


わっはっはっはっは!


ここは元気な町なのです。


(飯田線とワイナリー 終わり)