飯田線全線を走破します。

飯田線は長野県の辰野から愛知県の豊橋まで、全長195.7km、駅数95の長大な路線です。
途中、伊那谷のワイナリー2軒に寄る予定です。


岡谷駅から飯田線に入ります。岡谷の次が辰野駅。辰野から飯田線が始まります。


4月初めの時期、車窓風景が楽しい。

日本にはそこかしこに桜に木がある。人里でも、川原でも、学校にも桜がある。山にも山桜が咲いている。


今日は家を出てからずっと車窓の桜を見てきました。

ここ飯田線沿線でも、沢山の桜が咲いています。


伊那市駅の駅舎です。

伊那市駅は辰野を出て電車で小一時間のところにあります。


趣のある通りですね。通り町商店街という名前がついているのも、なんかしっくりきます。


伊那市名物ローメン。

やきそばとラーメンの間?の食べ物。


ソースと酢をそれぞれひと回ししてかき混ぜて食べて下さいとのこと。

七味唐辛子、ラー油、おろしニンニクをお好みでかける。


中華風菜館 萬里でいただきました。750円,


訪れたのは4月14日、ちょうど今高遠の桜が満開というので、見に行くことにしました。


今日はワイナリーに行く計画でしたが、予定変更です。

有名な高遠の桜の見頃が終わった時期を狙って行ったのですが、今年は開花が遅くまともに見頃にぶつかってしまった。

まあ、それなら行ってみよか。


高遠行きのバスの始発(JRバス車庫前バス停)に行ったのですが、誰もいない。

高遠行きのバスは混むと思って始発バス停まできたのですが。

案の定、始発の次の伊那北駅以降どんどん人が乗ってきて、大混雑になりました。


高遠の町。

この町も趣があります。

伊那にはしっかり昔の街並みが残されていました。


なお、バスの終着の高遠駅(バス停です)に向かう道はとても混んでいました。

私は高遠駅から少し手前の鉾持桟道(ほこじさんどう)で一人だけ降ろしてもらい、後は歩いて、ゆうゆうバスより先に高遠に入りました。


伊那にも高遠にも初めてきて、しかも無計画(計画変更)だっだのですが、旅慣れている私は混雑回避、快適に移動しました。さすが私。


高遠城址公園に入るまでにもう桜が沢山咲いている。

こんな感じ。


ここが城址公園の入り口ですが、ここに来るまで桜が沢山咲いていて、もう十分堪能した気分になっていました。

入場料600円払うのがもったいない・・・気がした。


でも入ってみると、園内はサクラ、サクラ




サクラ、サクラ。


もう十分堪能したと思っていたのに、やっぱりサクラは綺麗。


見飽きない。


さて、高遠には江戸時代に、大奥詰めの女性・絵島が流されて蟄居した屋敷がありました。


絵島囲い屋敷。



絵島は30代そこそこでこの地に流され、28年間死ぬまで八畳一間に閉じ込められて過ごしました。


昔、テレビドラマ大奥で、木村多江が絵島を演じていました。その木村多江の絵島が、情念深いながらも可哀想で可哀想で、江島事件(生島絵島事件)って、私にはとても強烈なのです。



絵島囲い屋敷は、高遠城址公園から一旦園外に出て、歩いて5分くらいのところにあります。

当日の入場券を見せれば、城址公園に戻ることができます。


信州名物おやきを食べて、一休み。

眼下には桜花と高遠ダム湖が広がります。


絵島囲い屋敷から高遠城址公園に戻る途中のお休み所にて。



(2日目に続く)