第6番·千手院
せんじゅいん
武相卯歳観音霊場
第6番千手院へ
こちらの千手院ですが
ずっと前…20~30年位前から
存在を知っておりましたが
今回初めての参拝…
今まで千手院の前の道路を
よく通ってました
山門に続く石段を
上ります
赤い幟に
五色の幕が華やかです
山門の先には
お堂が見えます
回向柱も立っています
おおっ
お寺はこんなに山のような
ところにあったのですね。
お寺の前の通りからは想像が
出来ませんでした
そう言えば
岩子山と書いてあったので…
あ、でもどんなお寺も
○○山と言う山号はあるか…
手水鉢
綺麗な水でしたので
清めました
御本堂へ
お堂の中に入り般若心経唱えます…
そして、御朱印をいただくのですが
住職さまがとてもお話好きな方で
色々とお話をしてくださいました
※以下、住職さんとのやりとりですが
記憶が曖昧なところもあるので
多少言い回しや表現が違うかもしれませんが
ご理解ください。
住職
「どのくらいまわったの?」
ヒロ
「はい、ここで45ヶ所くらいかと…」
住職
「ほう、もうすぐ(結願)ですな」
「札所でお坊さんと話ができるところあまりなかったかもしれないけど会話したいよね」
ヒロ
「はい!どんな些細なことでもお寺の方とお話できるのがすごく嬉しいんですよ」
住職
「そうだよね」
「あ、御朱印直書きするよ。御朱印帳持ってる?」
住職
「本坊と本堂の違いわかる?」
ヒロ
「いや、存じあげないです」
住職
「坊さんの居るところが本坊で
仏さんがいるところが本堂なんだよ」
ヒロ
「あ、ありがとうございます」
住職
「涅槃ってわかる?」
ヒロ
「よく聞きますが…あの世…極楽のことでしょうか?」
住職
「お釈迦さまが入滅されて悟りの世界に入ったことなんだけどね…」
「昔、芸能人が『涅槃で待っている』と言っていたので間違って使われていることがあるんだよね。」
ヒロ
「あ、そのセリフは有名ですものね」
とてもお話好きな住職さんです……
住職
「参拝するときは数珠は持っていたほうが良いよ」
「誕生石のついた数珠…誕生石がダイヤだと大変だけどね(笑)」
ヒロ
「はい」
住職
「観音さまは昔はこのお堂よりもっと高く登ったところにあるお堂にいたんだけど今はここにいるんだよね」
「今年は卯年で御開帳、12年ぶりに姿を見ることができたわけ。この御開帳が終わるとまた次は12年後まで会えなくなるんだよ」
ヒロ
「えっ、お寺の方も12年間見れなくなるんですか?」
住職
「そうだよ。だから盗まれてもわかんないわな、アハハ」
こちらが
例のあんど大師さま……ですね❗️
確かに座っていらっしゃる
こちらにも
留守居の千手観音さま
ご挨拶いたしました
□住所
東京都町田市小野路町2057
□創建
鎌倉時代初期
□宗派
真言宗豊山派
□御本尊
千手千眼観音
□札所本尊
千手千眼観音
□山号
岩子山
□札所
武相卯歳観音霊場四十八ヶ所第6番
関東88ヶ所霊場第64番
多摩88ヶ所霊場第12番
多摩川33観音第34番
多摩88ヶ所霊場第12番
多摩川33観音第34番
~御詠歌~
せいがんも
たかきいわごの
かんぜおん
りゃっこう
ふしぎの
けんぶつときく
第6番
千手院でした