中国人の人間関係、クァンシーのもう一つは特徴は「プライベート」と「プロフェッショナル」、又は「仕事」関係の区別がないというところです。 日本の社会人ってよく携帯を2台持ってますよね。 会社のと、自分の。 それがかっこよく見えて、それを真似したことがあります、、、が、どうしても名簿を仕事とプライベートに分けることができない。  例えば自分の妻は間違えなくプライベートの関係に入るけど、彼女の友達を通して紹介してもらったクライアントがいくつかあったりする。 中国人にとって自分の身内と仕事をすることは極自然なことです。 中国人には人間関係の“距離”があるだけ。 米国発のSNSであるLinkedInが中国でうまく行かないのも偶然ではありません。 だって、普段使ってるSNSと使い道の区別がつかないもの。 自分の仕事の話なんか毎日普通に共有してるから。 だから日本のラインのようなSNS(微信、英語:Wechat)で個人が商店を開いて物を友達に売ることが中国では普通にできるわけです。

 

中国人と仕事をする時、相手を単に「仕事の対象」と見ないこと。 相手と「仲良くなれるか」だけを見ること。