つ、ついに待ちわびていたこの日が来たーー!!!!

 

森ノ宮ピロティホールに舞台「プレイヤー」を観に行きました!!!!

大好きな藤原達也の舞台が観れるということで、すごく楽しみにしていました!

久しぶりの舞台、しかも現代演劇!!

 

「プレイヤー」は元々前川知大さんの作った作品で、今回は長塚圭史さん演出のもと、劇中劇の形が取られていました。

この劇中劇の形での演出が良かった。

舞台のテーマを強化し、効果的に示すことができている。ただ、劇中劇はやっぱり難しくて、次々に入れ替わる場面設定にすぐについていけないこともあったけど。笑

 

あらすじはちょっと簡潔に書くのが難しい。

舞台はある地方の公共劇場。そこで演劇のリハーサルが行われている。

演目は「PLAYER」。死者の言葉が生きている人間を通して再生されるという、死が生を侵食していく物語。

死んだ女性天野真が死後、意識として友人の記憶をアクセスポイントとして彼らの口から話すようになる。これは環境保護団体の代表時枝が、世界を変えるために死者と共存し、物質社会、資本主義社会を打開することを目的として行った企みの幕開けであった。天野の死を追う刑事(藤原達也)は、時枝のありえない主張に反抗するも、次第に何が現実か分からなくなり飲み込まれていく。

 

テーマは、死と生。現実と虚構。

 

劇中劇にしたことであらわになった効果は2点。

一つ目のテーマの生と死に関して。

劇中劇にすることで、リハーサルを行う「PLAYER」上で、生きている人間が死者の言葉を再生するということと、役者が戯曲の言葉を再生することが重なるのだ。

二つ目は現実と虚構に関して。

舞台はリハーサルがシーンごとに行われ、役者の休憩も描かれる。この現実世界の役者と、劇中での役者の気持ちが途中で交差し、観客は今が現実なのか、それともリハーサルでの演技なのか、わからなくなってしまう。

 

途中だけど今日は眠いからまた明日笑

おやすみ