クロスポイント 東急電鉄9000系(東急グループ創立100周年記念トレイン)のレビュー的なもの | TKKseries8000‐677

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東京急行メインに旧大東急系の京王帝都・小田急・京浜急行など
撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真

 

東急創立100周年という記念すべき2022年…から早1年を経た2023年ももうすぐ終わり

 

流石にもうバリ展も無理かと思えば、ここに来て大井町線の虎の子9007Fに行われたラッピングが製品化されました。

 

予想に反してクロスポイント限定=定価で買うしかないという苦しい状況ではありましたが、流石にここまで付き合ったら買い切るしかありません

 

ということで、何時も通りレビュー的なものです。

 

 

パッケージ

 

クロスポイント限定だし…?という淡い期待はしましたが、通常通りの緑スリーブでしたw

 

 

とはいえ黄色ベースのステッカーに書かれた製品名はテンション上がります!

 

 

何だかんだ久しぶりのクロスポイント製品です。

 

 

開封

 

 

 

説明書

 

5両編成と短く、尚且つ特定編成にしか対応していないので珍しくペラ紙1枚

 

それでも図解豊富なのは嬉しいですね。

 

 

内容充実と触れ込みのステッカー

 

定期運用がある行先は勿論、大岡山や試運転、臨時、急行運用などイレギュラーなものも網羅

 

9007Fで走ったわけではありませんが、急行運用時に実際に出した運用も網羅されており大変使えます。

 

ステッカーだけでも…と思いますが、製品が製品ですし、品番もバッチリ入っちゃってるので厳しそうな気がして残念

 

 

車両の方

 

取り付ける必要のある付属品も一切ない為、とてもシンプル

 

 

ということで、車両を見てまいります。

 

大井町方先頭車の1号車クハ9007号車

 

 

前面

 

地味に大井町線グラデーション帯の9000系は初めてです。

 

 

HMの印刷位置がおかしいですよねぇ~というのは実車の話(笑)

 

模型的にはこれで正解です、こちらは先行して出ている2020系&3020系と同様にインクジェットで

 

それにしてもグラデ帯の表現がちょっと微妙で…これは余力があれば改善したいですね。

 

 

側面

 

こちらはインクジェットでの表現となりますが、先行する2製品と同様に非常に綺麗なので気になりません

 

帯に関しては通常通りのタンポ印刷です。

 

 

車番の印刷がちょっと独特でして

 

銀色の車号板ベースは車体の銀塗装そのままで、そこにインクジェット印刷で車両番号を印刷している模様

 

よくよく見ると本来凸になる筈の車号板部分が、凹みになっているがお判りいただけます。

 

肉眼で見る分には気になりませんし、インクジェットで粒粒よりはキレイに仕上がっているので良い工夫です。

 

 

妻面側

 

当然ながらこちらは特にラッピング無し、この製品に限った話ではありませんが、何時までも妻面にガラス無しの旧仕様です。

 

 

屋根周り

 

強化型のクーラーへ完全に置き換えられた今の姿、当然ながらこの仕様も初めて

 

他形式ではユーザー取り付けのアンテナは何故か取り付け済み…この製品に限った話ではありませんが、謎です。

 

 

座席パーツは車端部まで表現があるものに

 

9000系では初めて遭遇しましたが、やはり9000系の車端部シートは一部クロスシートで無いと…

 

この点は本当に初回品がよく出来てました。

 

 

2号車デハ9207号車

 

 

弱冷房車の中間車となります。

 

 

ステッカーにも収録されていますが、弱冷房車ステッカーはラッピングと共にインクジェット印刷済み

 

これは細かい部分も拘れるインクジェット印刷製品の利点であります(笑)

 

 

妻面サイド

 

華やかなラッピングとは裏腹に、機能性重視でそのままというギャップが良いと思います。

 

 

屋根周り

 

弱冷房車なので原型のRPU-2214を装備

 

屋根の見た目だけで言うと、一番原型に近い部分ですね。

 

 

3号車デハ9407号車

 

模型的にはこの車両が動力車となります。

 

 

クーラーは1つだけ原型のRPU-2214を装備

 

実車の形態にあっている姿ですが、違和感を覚えますねw

 

 

4号車デハ9607号車

 

 

車端部の車椅子&ベビーカーマークが印刷済みなのも弱冷房車と同じくインクジェット印刷の特権

 

こちらの車両は全て強化型のクーラーを装備

 

中間車は各号車共にクーラー配置が異なっており、昔のようにバラバラでは無いものの興味深い姿です。

 

 

二子玉川・溝の口方先頭車の5号車クハ9107号車

 

車体的には基本的には大井町方先頭車の1号車クハ9007号車と貫通扉の有無を除いて同様で、足回りも床下機器を反転させてるだけです。

 

クハとサハの足回りが旧仕様なのもいい加減どうにかならんものかなとは思いますorz

 

 

ということで、クロスポイント 東急電鉄9000系(東急グループ創立100周年100周年記念トレイン)のレビュー的なものを書いてみる、でした!

 

東急創立100周年記念ラッピングの中では、唯一切妻電車への装飾となり虎の子である9007Fに抜擢されたのも納得であります。

 

実車の東急線からの引退も迫ってきましたので、こんな形でクロスポイント限定品として製品化される機会は何度あることやら…?

 

再生産できないということが告知されたこともあってか、予想以上の人気だったようで既に品切れ済み

 

フリー分の予約無し販売もほぼ無かったようであります。

 

 

 

が、東急グループのふるさと納税「ふるさとパレット」で11万円相模原市に寄付を行うと返礼品としてまだ残っていますw

 

どうしても新品で欲しい!という方、相模原市民以外であればまだチャンスはありそうです。

 

 

さて…製品を買い揃えて3路線分は揃った我が家の東急創立100周年記念ラッピングトレイン

 

 

どれもかなりお高い買い物ではありましたが、これは3路線頑張って揃えた甲斐がありました(笑)

 

 

ここまで来たらラストワンピースの東横線5050系を埋めて欲しい感もありますが…

 

流石に厳しいでしょうかねぇ?