ポポンデッタ 相模鉄道20000系増備車 のレビュー的なものを書いてみる | TKKseries8000‐677

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撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真

 

東京メトロ銀座線1000系に引き続き、個人的なポポンデッタ製鉄道模型の第2弾

 

待望の神奈川東部方面線開業を控えた相鉄より、相鉄新横浜線を経由して東急線へと乗り入れる相鉄20000系が増備車となって登場しました!

 

前回品であり同時再生産である第1編成で出来は分かっているので心配していませんが、ポポンデッタ製でパンタグラフのある電車は初めてなのでその点は興味津々

 

ということで、レビュー的なものでございます。

 

 

基本セットから見てまいります。

 

ポポンデッタ製品ではお馴染みの赤スリーブ

 

 

スリーブを取りまして

 

 

ナンバー印刷済みの特定編成ですが、あくまでも増備車とのみ書かれてざっくりとした商品名

 

〇〇系〇〇編成みたいなタイトルばかりを見ていると少し新鮮に思います(笑)

 

 

下部にはCAD図面ベースであろう車両のイラスト

 

 

横は大きめに商品名とポポンデッタのロゴ

 

 

 

裏面には軽く実車解説

 

純粋な鉄道模型の完成品であるのは、少々珍しい気がします。

 

 

開封してみます。

 

 

説明書は相変わらずのペラ紙1枚のみ

 

 

上部は実車写真込みの解説と諸注意

 

解説に「※2022年3月現在」とあるので、本来はその頃に出荷したかったのでしょうかね…?

 

 

下部は編成の組み方案内と、オプション室内灯の解説

 

解説自体は同時再生産の第1編成と一緒になってます。

 

 

裏面の説明書きは無い代わりに、クロスが付属

 

メトロ1000系の時は存在意義が今一謎でしたが、相鉄20000系のボディは艶々

 

これはありがたい付属品です。

 

 

基本セットは6両分

 

横浜方から1号車クハ20104号車‐2号車モハ20204号車‐5号車モハ20504号車‐8号車サハ20804号車‐9号車モハ20904号車‐10号車クハ20004号車の組み合わせです。

 

 

続いて増結セット

 

基本セットと同じ大きめのケースで、少々お得感があるのは嬉しいポイント(笑)

 

 

基本セットと変わり映えしないので早速開封

 

説明書は基本セットと全く同じものが入っており、こちらもフロスがしっかりと(笑)

 

 

車輛は基本セットに付属しない4両

 

横浜方から3号車サハ20304号車‐4号車モハ20404号車‐6号車サハ20604号車‐7号車モハ20704号車の4両です。

 

 

お待ちかねの車両を見てまいりましょう

 

横浜方先頭車の1号車クハ20104号車

 

 

曲面主体の窓周りに、ブルートレインけん引機のグリルから着眼を得た前面下部の組み合わせ

 

表示類は51運行特急海老名が印刷済み、編成番号は20104×10で第4編成となります。

 

 

そこそこ複雑な前面デザインですが、しっかりと実車の印象を落とし込めていると思います。

 

ガラスパーツの関係でライトの部分だけ悪目立ちしてしまっていますが、黒を色差しすると良い感じに落ち着くらしいのでやってみたいところであります。

 

 

ライトの点灯状態チェック

 

前照灯

 

 

尾灯

 

光漏れもなく、良い感じかなと思います。

 

メトロ1000系の時はライトが上手く光らない事象も見られましたが、今回はそんなことはなく良好です。

 

 

側面

 

ネイビーブルーのシックなデザインが映えます。

 

 

ちょっと寄ってみまして

 

TOMIXの相鉄12000系では何故か省略だった沓摺の印刷もバッチリでとても嬉しい、この電車はこれが無いと映えないです。

 

乗務員扉周りにレタリングが追加された点も、前回品との違いとなるようです。

 

 

足回り

 

こちらも実車の違いを反映して第一編成と変わっている部分のようですが、如何せん前回品を持っていないので…

 

 

台車は完全にマイクロエースコピーだったネジ止め仕様

 

変更があるかなと思いましたが、そのまま出てきました。

 

謎仕様といえるライト類のONOFFスイッチも完備(笑)

 

 

妻面側

 

実車はガラスタイプの貫通扉を装備していますが、バッサリと省略しています。

 

メトロ1000系の際もそうで、細かい部分に拘っていると見せかけて見えない部分の割り切りもしっかり行っています。

 

 

屋根周り

 

アンテナとクーラーのみの、今の電車らしいスッキリとした姿

 

 

クーラーを寄りで

 

大まかではありますが、十分といえます。

 

 

ちょっと分解してみます。

 

車内は座席モケットをイメージした灰色

 

 

ライトユニット部分の運転台に当該する箇所

 

こちらはバッサリと何も無し

 

今の模型だと意外に感じますが、のぞき込まないとまず見えない箇所なのであまり不満は無いです。

 

 

窓パーツとライトユニットを取り出してみます。

 

 

初回品は行先類がライトユニットに印刷だったのですが、今回の少なくとも増備車は窓へ印刷する仕様へと改悪

 

これは本当に困りました…何とか行き先を変えられるかチャレンジしてみますが、ありがたくない仕様

 

ステッカーを貼れない層向けの配慮や、すぐ走らせたい人向けにってのは理解できますが、広域に走る電車で行き先を固定しちゃうのは勘弁して欲しいですorz

 

 

続いてパンタグラフ付きの電動車

 

足回りの違いはあるのですが、ボディは共通なので代表して2号車のモハ20204号車

 

 

側面

 

光沢感のある艶々ボディはめちゃくちゃ格好良いですが、埃と指紋は本当に目立つ…!

 

フロスを大活躍しながらレビュー写真撮ってますw

 

 

海老名方の妻面

 

配管の表現ありですが、ボディと同色

 

実車はどうなのか観察する価値はありそうで、色が異なるのであれば塗ってやると印象が変わりそうです。

 

 

屋根周り

 

クーラーとパンタグラフ周り以外は完全にフラット

 


パンタグラフ周りはこんな感じ

 

配管の表現も細かいですし、ヒューズ箱から配管が出ている点も凄いですね!

 

 

搭載するシングルアームパンタグラフは、どうやら塗装されてるっぽい…?

 

ですが、貧弱で…平行には立たせられますが、取り換えた方が宜しいかなと思います。

 

 

パンタ無しの付随車代表で3号車サハ20304号車

 

こちらも足回り差異はありますが、ボディは全て一緒です。

 

 

側面

 

各号車共通ですが、ドアスイッチや車外スピーカーの立体感が素敵であります。

 

 

海老名方より妻面

 

今更になりますが、各車の妻面には転落防止幌の表現があり

 

 

屋根周り

 

クーラーのみで一番シンプルな姿

 

昔の電車はパンタ無しでも色々と装備を載せていましたが、今の電車は随分とスッキリしました。

 

そのうちクーラーすらなくなって非冷房車のスッキリした屋根周りに原点回帰しそうですw

 

 

5号車のモハ20504号車

 

模型的に編成の中間となるこの車両が動力車となります。

 

 

側面より

 

 

グレー床下なのでぱっと見は誤魔化せていますが、モールドというより絵に近い描写になっている点はコピー元と一緒

 

 

裏返しますと、磁力によるポイント転換を防止するための磁石を装備しているのが分かります。

 

かつてのマイクロエース動力でお馴染みだった“子持ちししゃも”を思い出しますが…突っかかったというような話は聞かないので大丈夫でしょうか?

 

 

ボディを取り外しまして

 

車内には座席表現は無しであっさりと

 

メトロ1000系の時は凝っていたので、ちょっと意外でしたw

 

 

海老名方先頭車の10号車クハ20004号車

 

ボディは1号車クハ20104号車と同様、足回りはしっかりと作り分けてあって嬉しいです。

 

普段買っている製品だと、容赦なくサハだろうがクハだろうが足回りは一緒なだけに(以下略

 

 

ということで、ポポンデッタ 相模鉄道20000系増備車 のレビュー的なものを書いてみるでした!

 

個人的には2形式目のポポンデッタ製品となりましたが、既に出来も安定していてとても良い製品に仕上がっているかなと思います…が、それだけに行き先表示の仕様は本当に残念

 

これだけは本当に再考を願いたいものですorz

 

そこをどうしようか今は考えつつ、ネイビーブルーの電車が走り回る今の相鉄線と、その電車が神奈川東部方面線を経由して東急線へとやってくる少し先の未来を楽しみたいものです。