グリーンマックス 東急電鉄8500系(ありがとう8637編成) 10両セット のレビュー的なもの | TKKseries8000‐677

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撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真

 

2023年1月に定期運用の終了を迎える東急8500系

 

最後まで残った8631Fと8637Fの2編成に“ありがとうハチゴー”キャンペーンの一環としてHMが取り付けられました。

 

当然模型でもグリーンマックスで製品化されるだろうと踏んでいましたが、案の定2本とも引退記念を兼ねた特別品として製品化

 

まずは現在も運行中、最後の東急8500系となった青帯8637Fから発売…ということで、2022年最後の模型購入案件に

 

パッケージやHM部分を中心にレビュー的なものでございます。

 

 

ということで、まずは箱から!

 

物が物なだけに、8500系をイメージした特別仕様

 

東急関係のものでは過去一の気合を感じて素晴らしいです。

 

 

裏面は注意書きと、実車前面に掲示されているヘッドマーク

 

 

共に東急電鉄中の人デザインの大変8500系愛が詰まったもの

 

下に書かれた車番が実車フォントというのも憎い演出です。

 

 

パッケージの左右面

 

帯をイメージしたアクセントが素晴らしい

 

流石に両面共に8637の印字でした(笑)

 

 

上面は屋根をイメージしたグレー色にグリーンマックスのロゴ

 

開封する時はこちらから開けます。

 

 

下面は特に装飾無し

 

黒色なのは床下機器のイメージでしょうねw

 

 

パッケージ

 

AとBに別れているのは想定内でしたが、Aは4両タイプ、Bは8両タイプで大きさは別

 

 

サイズ違いは段ボールの詰め物で対処

 

ちょっとシュール…ではありますが、8両対応ケース×2にされて更に値上げされても困るので正解でしょうw

 

 

ということで、Aの箱から開けてみます。

 

 

取説

 

 

来月発売予定の8631Fと共通かなと予想していましたが、専用のものでした。

 

 

ステッカー

 

今回のために専用品で起こされており、充当頻度の高かった運番なども網羅

 

何故か22Kだけは省かれちゃいましたね(;´・ω・)

 

 

注目点として、行き先表示に臨時を網羅

 

46Kと合わせて合計3度行われたツアー列車を再現できる仕様ですが、地味にこの臨時表示はクロスポイントのステッカーにも入っていますので史上初です!

 

 

付属パーツは東急汎用品が×4

 

アンテナパーツの予備は潤沢ですが、ヒューズ箱は予備無しなので要注意です(笑)

 

 

Aの箱には中央林間方のデハ8537号車-デハ0808号車-サハ8980号車-デハ0711号車の4両を収納

 

 

Bセットの箱には残りの渋谷方6両を収納

 

Bセットの箱は取説や付属パーツも一切なくシンプルです。

 

 

ということで、お待ちかねの車両を見てまいりましょう

 

渋谷方先頭車の1号車デハ8637号車

 

 

東急電鉄中の人デザインのヘッドマークが取り付けられた姿

 

幕点灯仕様になった改良版でBunkamura号が出るという点でも、今回が初めてですので特記できます。

 

純然たるBunkamura号の幕点灯仕様…今後出ると良いですが、厳しいですかねぇ?

 

 

東急創立100周年記念トレインがタンポ印刷だったので期待したのですが…

 

残念ながらインクジェット印刷での表現

 

とはいえ、しっかりとデザインも分かりますし、解読できますので上出来ではないでしょうか

 

 

側面

 

実車通り以後は通常のBunkamura号と変わりなく

 

 

模型的改善点として…初回品で異様に位置高かった車番の位置はしっかりと是正されています(笑)

 

 

妻面サイド

 

車端部まで座席のあるパーツでBunkamura号が出るのも史上初です。

 

 

屋根周り

 

アンテナ形状に難がある三日月型の取付穴のものから、一世代前の細い丸穴タイプに

 

この辺りは最近の8500系製品共通の仕様です。

 

 

2号車から9号車の中間車8両

 

車番位置の適正化、座席パーツの変更や、後述しますがパンタグラフの変更以外は変化なしなのでこれで失礼しますorz

 

 

中央林間方先頭車の10号車デハ8537号車

 

 

前面

 

8631Fと合わせて4種類

 

上下先頭車で全てHMが異なるという割と鬼畜な企画…ですが、非常に楽しかったです(笑)

 

 

デハ8537号車のヘッドマークはシャボン玉時代の8637Fをあしらったもの

 

実車は戻せないから、せめてHMデザインの中だけでも…という意図だと解釈しています。

 

素敵な内容です。

 

インクジェット印刷ながら模型でもしっかりと文字やシャボン玉、車両をしっかりと認識できます。

 

 

側面

 

 

パンタグラフが小型タイプで実車に忠実なPT44Sに変更

 

仕様書に書いていなかったのでどうなるかと思いましたが、しっかりと反映されていて一安心でした(笑)

 

 

その他の部分は特に変化なく

 

 

アンテナの取付穴以外は屋根周りもそのまま

 

良くも悪くも変化なしなので、車側灯の形状はエラーですw

 

 

最後に実車では不可能な両側先頭車の並び

 

 

こんなことが出来るのも模型ならでは…実車の雄姿はもう間もなく終わりですが、模型で何時までも姿を残していきたいものです

 

 

ということで、グリーンマックス 東急電鉄8500系(ありがとう8637編成) 10両セット のレビュー的なものでした!

 

ヘッドマークが付いた時点でこういう企画は来るだろうなと思っていましたが、予想以上に良いデザインの箱で来てくれて8500系大好きな人間としては嬉しい限りです。


既にBunkamura号を持っているなら先頭車差し替えのクロスポイント製品でOKですが…

 

来月発売予定の8631Fと合わせてコレクションアイテムとしての価値は非常に高いですので、8500系が好きなら是非とも10両セットの方を買ってほしい…!と非常に思います。