グリーンマックス 東急電鉄1000系1013編成(緑の電車)のレビュー的なものを書いてみる | TKKseries8000‐677

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東京急行メインに旧大東急系の京王帝都・小田急・京浜急行など
撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真

 

3450形をはじめとした吊り掛けの3000系列風のラッピングを纏い現在活躍中の中央貫通路が特徴的な1013F

 

既に中央貫通編成各種をバリ展しているGMから当然ながら製品化されましたので、コレにて現行バリエーションも揃うということで購入

 

ということで試作品の時点でインクジェット丸出しで嫌な予感しかしませんでしたがレビュー的なものでございます。

 

 

パッケージは飾り気もなく何時も通り

 

グリーンの箱は電車のイメージとも合っていますねw

 

 

分社化してから“東急電鉄”表記に統一されているので商品名は少々長めに

 

 

5万番台とのことなのでスポット生産品の扱い

 

まぁ売れる案件であれば、きになる電車のように再生産がありそうですが…

 

 

ということで、開封

 

取説は律儀に緑の電車ようになっていますが、代り映えもしないので省略しまして…

 

 

付属のステッカー

 

遂に前面印刷の変更すら不可となり、あくまでも印刷済みの表示で足らない部分を補完するスタンスに…昔のGM製品はステッカーを見るだけでワクワクしたもんでありますが、もう完全に終わったようです

 

 

3両なので小さいペースの中にコンパクトに収納

 

このケースが集まると結構場所を取るので、出来ることなら他の編成とまとめて12両ケースに入れたいものであります。

 

 

ということで、お待ちかねの車両の方から見ていきましょう

 

五反田・多摩川方先頭車のクハ1013号車

 

 

前面

 

お察しの通りでありますが、なんとメインになる緑のラッピングは全面インクジェット印刷での表現

 

吹き付けやタンポ印刷では不可だった前面手すり跡やドアノブへの銀の色差しという利点もあるのですが、もはやそんなことを言っている場合ではなく…

 

前面には吊り掛けの3000系列実車の検車表記などを模した印刷もありますが、解読不能です。

 

 

側面

 

 

不幸中の幸い…と言いますか、窓やドアの枠部分などステンレス地が露出している部分は完璧な塗りに

 

出来ることならコレをタンポでやって欲しいんですけどねぇ…せめて緑をベースで吹いてから銀をインクジェットでって訳には行かんのでしょうかね?

 

 

妻面

 

ベースが銀色なので当然ながら綺麗な仕上がりに

 

実車の工程を考えれば銀ベースに、上から緑のインクジェット…というのも分かることは分かるのですが、見える部分が少ない(かつ連結してしまえばほぼ見えない)部分が一番印刷が綺麗というのは如何なものなのか…

 

 

屋根周り

 

ここは何時もと変わらず…側面のRになっているラッピングされていない部分も実車同様のアクセント

 

 

2号車デハ1213号車

 

 

側面

 

当然ながら先頭車同様にフルインクジェットで仕上げられているのですが…

 

 

インクジェットならではの点として、平時ではステッカーでユーザー表現となる車椅子&ベビーカーマークや弱冷房車マークが印刷済みの形に…よくよく見ると車端部にエンド表記などもあります。

 

が…繰り返し書きますがこれを実現するにあたってのデメリットがあまりにもデカすぎるorz

 

色味の部分は吹き付け&タンポで仕上げていた5122Fの時点で大分明るめだったのでGMとしてはこういう解釈なんだろうなとは思いますが、確かに印象としては明るすぎに感じます。

 

この辺りはインクジェットで使用可能な色の制限とかもありそうなので致し方ないところでありましょうか…そもそも論でインクジェットでこんな案件やるなという話ではあるのですが

 

 

蒲田方先頭車のデハ1312号車

 

ラッピングの感じなどは先に紹介済みの2両と一緒でございます。

 

 

ということで、最後に雪谷検車区の同僚である1017Fきになる電車や東横線で活躍する5000系青ガエルラッピングのリバイバルネタ3編成で並んでいただく

 

 

クオリティーは兎も角として、実車だとなかなか出来ない…というかほぼ不可能と思われるリバイバルネタ3編成をNゲージの世界で一堂に会することが出来るのは嬉しい瞬間であります。

 

 

とはいえ、気になる部分は気になるもんで…

 

1017Fの時はタンポ印刷+吹付で綺麗に処理できる力量や余裕がメーカーサイドにあったのか…とか

 

 

妻面も思いの外1017Fも悪く無さげだし、その他の部分もとても綺麗なのでやっぱりこちらの方が凄いなとは思ったり

 

 

 

 

比べるのは少々酷ではありますが、KATOはタンポ印刷オンリーで妻面も非常に綺麗で、エンド表記などもあって凄いなぁとは思ってしまう部分でありますね…orz

 

 

ということで、グリーンマックス 東急電鉄1000系1013編成(緑の電車)のレビュー的なものを書いてみるでした。

 

ここ最近のグリーンマックス製品を見るに非常に嫌な予感がしていますが完全に的中し…覚悟はしていたつもりでも実際に手に取るとorzなところはかなりデカいです。

 

インクジェットを使わないというのはこのご時世難しそうですが、せめて使う部分を極力目立たない部分に留めるとかそういう努力はすべきでないのかなぁと素人目線でも思う部分であります。

 

腕のある人なら今後出る赤帯手すり無しの1013Fを塗り替えるのも乙と思いますし、予告が出た東急スタイルから出る鉄コレを待つというのも一考かもしれません

 

 

そんなことで、とりあえず増えてきた我が家の雪谷検車区所属1000系の皆様

 

 

こうやって並べて楽しむ分にはそこそこ良いのかなぁ…って気はしますが、お値段相応か?と言われるとハッキリ言って…

 

 

とはいえ、こんな感じで現行池多摩線を12両纏めて綺麗に収納出来ると楽しいのでとりあえずはそれで満足しておきます。

 

…鉄コレの方はどんな出来になりましょうねぇ?