非冷房車の発売から多くの方が待ち焦がれていたと思いますが…
遂に鉄コレに京浜急行600形の冷房車が登場!
ここ最近の京急鉄コレの流れ的に、また今風のものが来ると思っていたので完全に油断していましたが、期待を大きく裏切られました。。。
ということで、レビュー的なものです。
まずは箱の正面から
イラストでは無く、実車写真が表に来ているのは独特な感じでしょうか
箱の左右面は正面のイラスト
上下面は側面のイラストになっています。
全体的に黒基調のシックなデザインなので格好良さがマシマシです。
裏面は諸説明
別売パーツのリストはこちら
台車枠は残念ながら未対応ですが、過去の京急鉄コレから流用は利きそうです。
箱の中蓋を開けるとこんな感じ
車輌解説と実車写真
写真は平和島駅を通過する12両編成の通勤快特なので、6箱買えというメッセージをヒシヒシと感じますw
下部には車両と付属品が入っています。
ということで、中身を開けてみましょう…
台車枠は入っていませんが、付属品は結構豊富
取り替え用の屋根パーツ
先頭車向けと中間車向けにそれぞれ入っている上に、単純に取り替えればOKという作りになっているので、かなりのボリューム
工作派的には、予備パーツが沢山手に入るのが楽しい?
ステッカー
大きめですが、如何せん選択肢が多いので何だかんだ必要最低限の内容…って印象です。
行き先類のステッカーに関しては、別の所のものを使った方が良さそうですね。
では…車両を見ていきましょう
浦賀方先頭車のデハ601号車(※パッケージ曰く)
前面
帯の乱れはありますが、コレは鉄コレなので致し方なく…全体的には綺麗な個体ばかりでした。
顔がやや残念だった非冷房車とは打って変わり、格好良く修正されたので魅力的な非常をしています。
印刷済みの幕の台座は、1000形2次車の時と違って裏側から印刷されている配慮はありますが、やはりここは落として透明の両面テープなりプラ板なりを使って窓内に出ている雰囲気を再現するべきでしょう
写真曰く実車もそうだったようですが、ワイパーも車体色と同じ赤色に塗られているのがチャームポイントですね。
側面
非冷房車のスッキリとした感じも良いですが、冷房車のどっしりとした見た目も好きです。
台車はTS-310
良い感じにGMからコアレス動力向けのTS-310が含まれた台車枠セットが出たので、鉄コレにコアレス動力を組み込んでみるというのも乙かもしれませんね。
妻面側
1000形よりも若干幅が狭い感じが出てて良い感じ
屋根周り
クーラーはCU71タイプらしいですが、二代目600形では少数派だった模様です。
多数派だったタイプのクーラーは3Dプリンタ出力品などで期待?
パンタ周り
ヒューズ箱が車輛の中側にあるのが独特ですね。
続いて2号車のデハ602号車
中間化改造がなされ、分散クーラーで冷房化された車両です。
側面
綺麗に改造されていますが、元々は先頭車なので品川側(画像右側)の車端部の窓配置が独特です。
京浜急行の旅客増がそれだけ凄かったということになりますが、全車両先頭車だったのに半数の車輛が中間化改造を受けたという形式もなかなか無いのでは?と思います。
屋根周り
東急でも見慣れたタイプの分散クーラーなので、妙な親近感を覚えますw
ということで、鉄コレデフォルトのままだと、こんな感じの2両編成として楽しめます。
前述の付属品屋根を使って、中間車を奇数車、先頭車を偶数車に変更することも可能ですので…
品川方の2両も簡単に再現することが出来ます。
繋げれば晴れて4両編成の完成
出来る事なら↑の編成を2つ繋げて8両編成の快速特急は最低でもやりたいところです!
ということで、鉄道コレクション 京浜急行電鉄 旧(二代目)600形 冷房車 2両セットのレビュー的なものでした!
ここ数年の京急鉄コレは新しいネタに行ってしまったので、オールドネタはもうきついかな…と思っていましたが、そんな中での待望ネタの製品化だったので嬉しさはひとしおでした。
出来る事なら京浜急行懐かしネタは続いてほしいなぁ…とは思っていますので、今後に非常に期待です。
ちなみに今回の鉄コレ…
ミニフォトブック付の特別版がありますが、会計処理上は500円のフォトブックを別途買うような扱いで、鉄コレのパッケージ自体が特別という訳ではありませんでした。
ですが、こちらのフォトブックも貴重な写真満載の上に、オールカラーという素晴らしいものなので、600形に思い入れの強い方は是非とも!