【塗装済み完成済みキット】グリーンマックス8090系@大井町線赤帯後期形のレビュー的なもの | TKKseries8000‐677

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東京急行メインに旧大東急系の京王帝都・小田急・京浜急行など
撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真



似てない、縮尺おかしい、組み辛いの三拍子揃った板キットから一気に現代水準(GM基準)の完成品となった8090系と8590系

完成品のシリーズとしては第一弾となった田園都市線8590系の時から欲しい!とは思っていましたが、当時学生の身だった自分にとって、GM完成品を10両で揃えるのはあまりにも辛いものがありましたのでスルー

続く東横線8090系も後々発売されるであろう大井町線8090系の事を思うとそっちの方が・・・ということで、何だかんだ理由を付けては入手しておりませんでしたが、手頃かつ個人的に本命といえる大井町線での仕様での発売が決まりましたのでようやっと入手致しました。

・・・当初の予定では6月発売だったので、4か月近くの遅れ

マイクロエースの2年遅れ、しかも未だに試作品すら出来上がってない状態よりはマシかもしれませんが、マイクロエースはリスクの高い中国生産に対して、グリーンマックスは日本での生産

日本国内での生産なのにここまで遅れるのは少しどうかなと思いますがとりあえずそこはスルーして開封



まずはステッカー・・・ってこれだけですか

事前に分かってたことなんであまりとやかくは言いませんが、行き先表示ステッカーも別売りとは完全に客を舐めているとしか思えないんですよねぇ

ってか、年代的に弱冷房の表記位車体に印刷でも良かったんじゃないですか?



車輛の方はこんな感じ

8両編成入る汎用のケースにとりあえず5両分突っ込みました感がバリバリ出てて泣ける



とりあえず車両を出してみました。

仕様としては、原型の連続窓から独立した窓に改造されてパンタがシングルアームに変更された2005年ごろをモデルとしているようです。

造形自体は悪くない感じでそこだけは救いですかねぇ

公式のアナウンスで赤帯であるにも関わらず、溝の口行きの表示を印刷済み出すという酷過ぎるエラーがありましたが、ギリギリになって修正されました。

まぁ、間違っていたのはネット上だけだったようで、製品はちゃんと二子玉川の表示だったようです。

・・・前々から言われていることですが、表示が奥まり過ぎてて実感にかけますね。



側面にはステンレス地の変わり目の部分のモールドが表現されていますが、車体自体の塗り分けはされていません

板キット時代にはこのモールドすら無かったので、進歩と言えるかもしれませんが、こういうところの詰めの甘さが“塗装済み完成済みキット”等と揶揄される理由ではないかなと思います。

中国生産のマイクロはしっかりとステンレスの違いをやっている辺りを加味すれば

日本生産品が中国生産品に負けている異常事態

と言う事も出来る気がします。

ってか、こういうところの細かいところをしっかりと出来ないんだったら、それこそ塗装済みキットとして発売しておけば良かったと思います。

それならモールドのみの表現であっても、手を加えたい人は手を加えてくださいと堂々と言えたんじゃないでしょうか

他社と変わらぬ値段、いや、下手したらそれ以上の値段を出して、キットをただ組んだだけのクォリティーの完成品を出すのは勘弁して頂きたいものです。

っと、ここまではレビューを書きましたが、個人的に気になることろがありましたので手を加えることに



製品の状態ではシングルアームパンタになっていますが



事前に入手していた菱形パンタグラフに取り換え

やっぱりこっちの方が馴染みがあって好きなんですよねぇ



更に行き先も大井町と二子玉川園幕に交換

やっぱり大井町線の8090系といえば、緑の二子玉川園幕でしょうと!

1番線が黒幕、4番線が緑幕と幕の色で入線ホームが区別されていたのも懐かしい思い出です。





ということで、グリーンマックスの大井町線赤帯8090系後期形のレビュー的なものでございました。

造形自体は悪くないですが、現在のGMの姿勢には低評価をあげざるを得ません

・・・ってか、塗装済みキットと出すべきだと思いますよ、本当に