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前回に載せた和服takakoの帯を結んてくれた義母。
1年ほど前から認知症予備軍(グレーゾーン?)で、ブログにも時々愚痴を書いてましたが、最低限の自分のこと以外はほぼ何も出来なくなっている(しなくなってる?)今日この頃…。
昨日のことはほぼ忘れているし、最近は数十分前のこともあやふやだったりでも会話は特におかしいとは思えないのよね…
だから無理かなぁと思いつつも『帯を結んでくれる?』と言ったら、「分かった!」と即答!
大丈夫かと問うと「全然大丈夫!」
義母は着付けの元プロで70歳過ぎまで働いてたんです。
だから以前はよく着物を着ていた私は、いつも着付けて貰ってました。
乳癌の手術をしてからは、胸を圧迫するのがしんどいのでほぼ着なくなりましたが…
義母はちょうどその日は歯医者の日で、時間的に間に合わなければいいやと思っていたら、いつもならば1時間以上は帰ってこないのに30分で帰ってきたもちろん義父が同行
で、帰ってきて休みもせずいきなり階段を上がってきた!
おぉーしっかり覚えてるんやワオッ
私は間に合わないかもしれないと思って、自分で着物を着て帯も結んでいたんだけど慌てて帯を解いた…
階段を上るのに時間がかかるからその間にね
着物姿を見て伊達巻を「これちょっとはずして!」と。
そしてあちこちサササーと触り直して帯にかかる。
私は本当に驚いた!
まず顔つきが違うし、喋るのもメチャしっかりしてる!
あんなにヨボヨボしているのに、帯を締める力もしっかりでシャキシャキと!!昔の義母だ〜!
「昔取った杵柄」とはよく言ったもんだとしみじみです。
着心地もちょっと手を加えて貰っただけで楽なんですよ。
さすがだわ〜〜〜
何も出来なくなった訳じゃなくやらないだけで、自分の得意なことってどんどんやらせるべきなんだとつくづく思いました!
そのために私も頻繁に着物を着るべきかしかもお祝いと言ってお小遣いまでくれました(^^)v
その翌日には、その記憶も薄れているようで着物の話は全く出なくなったけどね
そしてまた言う
「私は何か変なこと言ってる?」「何か迷惑かけてる?」
私と顔を合わせるといつもこう言います。
そこで『病院で診てもらうか?初期なら薬もあるみたいやし』
と私もいつも言う。
今までは「病院へ行くと病気にされるから嫌」と言ってたのに…
この時は「一回行ってみようかな?」 おっ!
これは機会を逃さないぞと直ぐに夫に言って、少し前にお客さんに教えて貰っていた《もの忘れ外来》を調べて電話して来週の予約を取りました!
事前に問診票が数枚、夫が義母に書かせる。私は本人じゃなく私達が書くべきだと思ったんだけど…
案の定、
《最近もの忘れが多いですか?》
《誰かにもの忘れを言われますか?》
の問にナシと書き込んでたエェー
全て確認して、私が違う色で書き足したけどね。
さてさて、どんな診断がつくのかなぁ?また報告します!
最後までお読みいただき、
ありがとうございましたm(_ _)m