結婚が決まっていて、幸せ気分で夜景の素敵な横浜のホテルに旅行した。

その少し前に、夫は会社の飲み会に夜遅くまで参加したことがあった。

ふとその時の話を旅行先でしていた時に、飲み会後に感じた違和感と小さな矛盾の点と点がぶつかって、1番最初のお店遊びが発覚した。

きれいな夜景に一気にフィルターがかかったようになった情景を、私は今も鮮明におぼえている。

きっと当時の彼は私に嘘を突き通せなかったんだと思う。

誘われた、もうしないという言葉を信じてみた。

 

それから20年以上、私はその出来事に蓋をしてきた。

私が時々自分で開けそうになる蓋を押さえ続けていたこの年月に、

夫は嘘がうまくなり、証拠隠蔽のスキルを磨き続けていたのかもしれない。