当初の予算から上げたことで、程度の良いマンションの候補が いくつかあがった。
そのなかで、義弟に見せて気に入ったのはバブル期に建てられた当時は高価だったであろうマンション。
通勤圏内で、日当たりも良く、駐車場も余裕があるファミリー向けマンション。
義弟がローンを組んでも、月額無理のない支払いで、定年退職時には完済できそうな金額。
義父が見に行くことはなかったが、かわりに義母が内覧し義父の了承を得ることができた。
そしてようやく迎えた契約の日。
関係ない私がドキドキした当日、義弟が契約に行くことはなかった。
行く直前に「親父が反対したから」と。
義弟自身がお金出してまでは、実家から出る気はないと再認識させられた日。
義弟。じゃあなぜ私達が家を建てると相談したときに、家を出ると言った?
あの時義弟が、ここに残るといったら私たちはその意見を尊重した。
私も建てたい場所はあった。
それもせず、約束も守らず、いったいどうしたいの?
振り回される日々。もう本当に嫌い。