ついに為替が、一時100円代をマークしました。
実に4年ぶりの事だとか。
景気には底もあり、天井もありますが、
70円台が一応底だったと言う見方はおおよそ共通認識だと思います。
何故なら為替は実際の人間心理だけで動いている訳ではなく、
政府や国家間の思惑でコントロールされている事実があるからです。
いま、政府が2%の金利引き上げを掲げて、
円安の方向に舵を切り始め、日銀総裁の首を挿げ替えてまで、
量的緩和を実行し始め、ここまで約半年推移してきている為、
他諸外国の何らかの思惑が無い限りは、
70円台にに逆戻りする大きな根拠は今のところ見つかりません。
懸念の材料があるとしたら、「北朝鮮」の
「余計な行動」があるかどうかと思います。
・・・と、微妙な発言はちょっと控えるとして、
100円台が4年振りとの事ですが、逆に、
そんな最近のことだったのかと思うほど、
長い期間だったように感じてしまいますね、
4年前には不景気に向かっていることは気づいていながらも、
70円台をタッチして、また100円台まで回復することは、
誰も想定できなかったでしょう。
当然為替のことは誰にもわかりません、
しかし、大前健一氏は自書のなかで言っているのは、
10年後の事態は見えなくても3~5年の近未来なら
誰でも知ることができる。
周りをよく観察していれば情報はいくらでもあると。
いまを大事に生きることはもちろん大切ですが、
ただ与えられた環境に甘んじて一生懸命に生きるだけでは、
時代に左右される懸念もあります。
常に未来を読む習慣を身につけることで、
トップとは言わないまでも、時代の先頭集団にいることが
できるというわけです。
「先のことは誰にもわからない」、と言う言葉は、
「未来を当てよう」とする発想からくる表現ですが、
当然事実を言い当てることは出来ないわけです
その思考のまま根拠を集めずに未来を語ると、
思い込みや決めつけ先行の「予想」になります。
が、周囲の情報からポジティブにも、ネガティブにも
情報を冷静に読み取り、矛盾の無いように一本の
ストーリにつながるよう仮説をたてていけば
「未来をこうなる」と「予測」することは可能なわけです。
情報量によって、また、個人の経験値によってその仮説と
予測は違ってくるかもしれませんが、
それは大事ではありませんね。
ただ「わからない」で片付けるのでなく、まずは
情報を集めて仮説を立ててみて、その自分で立てた
仮説と、事実を検証しながら進んだほうが
有利なわけです。
仮に予測と違う事態や、天変地異が起こっても
状況に応じた冷静な 仮説を見直して行けば良いだけです。
あらかじめ「想う」のでなく、
あらかじめ「測る」だけのことですから、
いくらでも微調整は可能です。
株しかり、為替然り、ビジネス然り
ほとんどは予想屋の集まりです。
だから勝てない人は勝てず、
データをちゃんと読み解く事を厭わない人だけが
予測値の中で残っていきます。
周りの情報から「未来」を「予測」する力は
日々のトレーニングです。
私も日々「トレーニング」と思って、拙い
頭をこき使ってます。