海外にいる外国人はなにかと
自分の生活リズムを保つために、
慣れた生活環境を上手に、
そこのライフスタイルの中に
作っていくんですよね。
実際上海にはいろんなコミュニティがあります。
野球、テニス、ゴルフ、県人会、趣味会、
グルメ、散歩、釣り、自転車、バンド・・・
とにかく人との関わりを持とうと思えば、
時間が足りないくらいいくらでも
人付き合いができます。
子供のサッカーも、広いグラウンドで、
定期的に大会が行われ、
日本人チームだけでも市内に10チーム以上、
参加人数は数百人単位でいる状況です。
もちろんそのサッカーチーム自体も
ビジネス団体があるわけですね。
上海には日本人だけで約10万人以上
いると言われています。
ちょっとした日本の、丸々一個の市の
人口です。
とにかく、人が集まる都心部と言うのは
こういうコミュニティが沢山できるので
とても重宝します。
一方、少し僻地に行くと
周りにはなかなか仲間がおらず、
インフラも整っていないため、
出来てせいぜい飲み会とローカルカラオケ、
くらいでしょうか(笑)
或いは選択肢もあまりない中から、
もっと工夫してニッチな
遊びやコミュニティが出来上がってる
かもしれません。
あまりにも、なにもなさすぎても
ダメでしょう。
何をするにしても最低限のインフラと、
人間の数、情報とリソースは必要です。
そういえば、先日ある食事の席で、
「イノベーションは、マージナルで起こる」
と言う話しを聞きました。
これはある書籍の内容のようですが、
イノベーションというのは「革新」、
マージナルと言うのは「中間地、境の地点」
という感じですか。
発展と、横ばいの、
どちらにも向かえる可能性を秘めた地、
まさにブレークスルーする為の
「ティッピングポイント」を迎えようと
している場所、という感じの意味です。
人が多いエリアはどこに行っても
同じような環境を作りやすいと思います。
ただ、形が出来すぎていて、
あとはその型にハマっていくだけ、
だからあまり考えなくていいし、
ついていくだけでお腹がいっぱい
という感じです。
これはとても楽な事ですが、
成長ののりしろは少ないですね。
一方人が少ないエリアは
環境が限られるエリアでは工夫が必要、
選択肢も自ずと絞られるので
故に 「一点特化」 した成長が早いと言えます。
そういえば、
僻地と行ってしまうと失礼ですが、
昨年から一時期駐在していた
「青島」 は小さな街です。
コミュニティも小さく、上海のように
色んな集まりはないと思いますが、
人の繋がりは強いように感じます。
私は、そんな中で毎週日曜
ソフトボールに行っていましたが、
とにかく青島のソフトボールチームは
強いです(笑)
上海で行われる50チーム近く参加する
ソフトボール大会で4連覇の偉業を
達成しています! (笑)
こういう偶然の強豪チームが生まれるのも、
力が分散することなく、必然的に集合し
「特化集中」できるからでは無いかと
容易に想像出来ます。
「どこにおもしろさを感じるか」
の個人差はあるでしょうが、
「マージナル」、というキーワードに
興味がわきました。
そういう意味では
個人的に注目したいエリアは
マレーシア
ミャンマー
フィリピン
ですね。
要は、
「あそこはもう遅い」とか
「ここはまだ時期尚早」など、
情報だけで判断する事は結構「賭け」に
成り得ます。
現地の空気や、そこに住んでいる人間の
眼に見えない「体感発展」や
「現地の生活者の声」
また「現地の人間の質」「宗教観」
など自分の目で見て、肌で感じる事は
むろん大事です。
仮に自分が直接そこに行けなくても、
誰の情報を情報源とするか、
そういう情報網が貴重な財産になります。
そのエリアの人口増加数値からも有る程度
見通しは立ちますが、
発展はまだまだ、と思いつつ、
或は、もう発展してるでしょう、という
場所も含めて、
外国人が徐々に増え始めているか?
という動向(必ずしも絶対数ではない)
、も、 マージナルの必要要素である、
「安心感」、「安定感」をはかる
バロメータになるのではないかと思います。
