最近お客様と話してて気づいた傾向として、
日本はこれから、値段が上がる事が避けられないので、
販売数は犠牲になるけれども、逆に良い材料に切り替え、
改良点を強調して値上げ理由を明確にし、その代わりに、
利益も上乗せしていってるようです。
一時的に販売量は下がりますが、利幅を確保したうえで
販売数は、徐々に上向きになって行くことを見越している
ようですね。
ただ、運送屋の立場としては、物量が減る前提の
話しは辛いところですが(^^;
今までは安さ一辺倒でしたが、これからは集客が分散されて
くるので、薄利で沢山うる、と言う方が難しくなって
来るそうです。 コストも上がっているので薄利が読めず、
下手すると、利益が無くなりますからね。
4月から消費税も8%になりますが、今から値上げを行い、
増税後はそのまま、という会社も有るようです、
心理的に、そのタイミングで値段が上がらない印象を
狙っているようです。
値上げを断行することで、当然付いてくる海外メーカーも
確保しやすく、関係維持する事にもなりますよね。
無理に高く買う必要はないですが、同じ品質の中で安い方、
という考え方でいい訳です。
うちの顧客でも、今はまだ、これまで通りメーカー価格を
抑えに行っているところと、徐々に販売戦略の方向転換を
始めているところ、2方向にわかれています。
雰囲気としては、ブランドほど先行トレンドに乗っかって行ってる
ような気がします。
(ブランドというのは、有名、というより、自社製品の
顧客の特性が強く明確な会社)
いずれはメーカーによる取引先の選択で、方向性が
統合されて行くような気がしますけどね。
これも別に新しい考えではなく、昔、景気が上向きのときに
よくあった手法です。
時代がまた、そちらに誘導されつつあるようですが、
2014年は、本当に景気が良くなってくれる事を期待します。


