今日は代表練。

この練習を見学に来ていたYK大の選手達からのリクエストが
あったので、久し振りにラクロスネタ。


『ライドをしたいので、良い練習はないか』

昨今の女子ラクロスでの流行りはゾーンライド。
2005W杯での日本代表が世界に仕掛けた『奪う』戦術です。

BCにプレスを仕掛けて
視野と思考を奪い、ダブルで狩る。
又はBAD PASSをインターセプトで狩る。


ここまでは、なんとなく皆知っている事のようで。


で、良いダブルの練習


この映像は4月21日のこのブログ内の『奪う秘訣』に登場しています。

敢えて言うなら、この練習は『ボールを奪う』ところまでは行ってません。
どうやって奪うのかは、今日の代表練に来ていたYK大の選手達ならわかるでしょう。
奪う為のメニューのポイントを少し変えればいいだけです。



そして、ライドについて。
攻めにあまり人数をかけず、常にライドの準備をするという意識も必要でしょう。
raido1

8人でなんとかゴール前に攻め込むような状態では、
リストレ付近でのルーズボールや、ゴーリーからのロングパスへの対応が出来ず、
ゾーンライドは難しくなります。
ここでは、リストレに4から5人残った状態になっています。


この絵に、約30mのパス能力のあるゴーリーのパスレンジとライド側の守備範囲を重ねてみると…

raido2

まだまだ、守りきれない場所が多い事がわかるでしょう。
考え方としては、『守る場所を狭くする』です。

現在のパス範囲180°あるとして、
半径30m×30m×3.14×180°=約1400㎡

・・・広過ぎる!


ここで、ゴーリーからのパスをサイドに出させて
サイドのプレーヤーを追い込んで視野を限定させた場合は…

raido3

BCの視野は90°以下になり、さらに追い込んでプレッシャーをかける事により
パスレンジは小さくなるので
ライドはそのパスレンジの中だけを守ればよい。

図を見れば、
『守れていないプレーヤー』は
たくさんいますが、
そのプレーヤーにパスが届く事はないので、
『守らなくてもよいプレーヤー』が
たくさんいるという事になります。



これが、ゾーンライドの考え方。



相手ゴール前で8対8で攻めた時の
攻撃成功率が低ければ低いほど、
ライドをする回数が多くなり、
これが成功すれば、
自然に崩れた状態での攻めの回数が増える事になります。


どっちが点数が入りやすいでしょう・・・?


もちろん、こちらの思惑以上に相手のスキル・体力が上だったり、
ライド側選手のバランスが悪く、隙間だらけのゾーンの間にボールが入ってしまったり、
パスレンジや視野を奪うことが出来なければ、

『後ろスカスカ』のリスクたっぷりの戦術でもありますが…

ハマッた時の攻撃力は、計り知れないものがあります。








YK大の3名様、少しは足しになったでしょうか?
また、お待ちしてます。
応援よろしく。











ほんじゃあの