3週連続でのユース練。

例年になく、天候に恵まれているため、ユース活動としては頻度の高い練習会となっています。

とは言っても、学生のほとんどは試験期間

コンディションをどう維持していくかは、選手個人の意識次第

「関東ユースに入った」事で目標を達成してしまった選手は、この一週間、勉強を理由にコンディションが落ちてしまっているかもしれません。



『奪う』DFへの意識改革となっているこの時期、今日は個人のディフェンスとしてチェック以外でのBCの攻撃値を奪うメニューから入りました。



チェックは、直接ボールを落として奪うための一つの手段。

では、ボール以外にBCから奪えるものは何かあるか?



「自由」

BCの自由を奪えば、オフェンスの選択肢が減り、DFとしてはより能動的に仕掛ける事ができる。



では、どうやって自由を奪うのか?



「間合い」

BCに低い体勢で寄れば、自由に動く「間合い」を消すことができる。

下から覗き込むように一方向から寄れば、自然とそれはよく言われる「ワンサイドカット」になる。



ただ、寄り方を間違えるとそれは、オフェンスに「加速度」を与える事にもなります。

そこで今日のメニュー。

「ハグ練」

BCに、「ハグ=抱きつくイメージ」で寄っていく感覚こそが、相手の攻撃値を奪う寄り方だというイメージ練です。

オフェンス、ディフェンスともクロスを持たないでハグする1on1メニューから、

オフェンスのみクロスを持つ1on1メニュー。



これをこなした上で、4on4へ。

さあ、どうやって『奪い方』の進歩が見られるか…





チーン…



ハグの感覚を「直接ボールを奪う為の手段」にしてしまった為に、BCへのプレッシャーをかけようとするものの、周りが対面を離し過ぎてしまうため、簡単にボールを回され、ただのプレッシャーのかからない4on4になってしまいます。



ここで選手に考えて欲しいのは、このメニューの前に、

一人少ない4on3でボールを奪えるのは何故か?

⇒オフェンスが一人多いので、BCは自然に「空いている人」へボールを繋ごうとする。

⇒DFは空いている人がわかっているから、パスの出る先を読めてパスを「狩る」事でボールを奪うことが出来る。



今までの練習でボールを奪ったシーンを考えれば、この「狩る」パターンがすぐに思い浮かぶはず。

「ハグ」を含めたプレッシャーを、選択肢を奪うのと同時に、「選択肢を一つだけ与える」手段にすればよい。

⇒選択肢から外れたNBCを守っていた人は、もはや守る必要がなくなるので、残された選択肢へ向けて奪う為にアクションを起こす。

BCへのハグの開始という号令によるDF全員の「連動」です。



この思考が大事です。

それで奪えれば、この判断は使えます。

奪えなくても、その瞬間にラクロス人生は終わりません。次に別の判断基準を見つけてトライすればいい。



「守」に、けもの偏をつけるとそれは「狩」という字になります。byカマジィことSケさん。

敵から守る為には構えて撃退するという農耕民族の日本人的感覚からの脱却が望まれます。



選手はその試行錯誤の中で、自ら学んで欲しいと思います。





「習う」事は受動態。

習った事を人に伝える時に主語は先生になります。

「あの人がこう言ってました」

それでは、人はあなたの事を聞かないでしょう。



「学ぶ」事は能動態。

自ら学んだ事を人に伝える時には、自分の言葉を使います。

人はあなたの事を聞くでしょう。





練習して練習して練習して、学んで学んで学んで欲しいです。





次の課題は「コミュニケーション」

ラクロスほど、トップレベルの練習会で声が出ないスポーツはないのではないかと、憂慮してます。

カバディでもやらせようかな…