今回のお題はついに『点を取る』

「目的」『点を取る』。

「手段」として『奪う』。



これまでの練習で、

「目的」の『ボールを奪う』為に、

「手段」としていた「BCの自由を奪う」「選択肢一つあげる」「チェック」「連動」「コミュニケーション」などといった事は、

「手段」の一つ下=つまり「基本」となるわけです。



「基本」となるわけだから、やらなければボールは奪えない。

「目的」を「点を取る」にしたとき、「基本」がどれだけ自分達の中で習慣化しているか、がすぐにわかります。

練習前のミーティングで強調しました。





奪ったボールを、どのようにして得点につなげるか。

これはもう、日本のラクロスの方向性として常識になってきた「速く早いラクロス」のうち最も楽しい部分でしょう。



キーワードは

「最速・最善」

ただ「速さ」を目指して「前へ前へ」とボールを繋いでも、そこには「相手」という壁があり、そこで遅らされては「速く」なりません。

ボールをどう繋いで、相手が守れない状況を作り、結果的に「最速の得点」とするのか。

そこには「最善」の選択をする「判断」が必要になってきます。



今回は更に判断材料として、

「BREAKER、MAKER、FINISHER」

という、フィールド上での役割。



相手の状況を崩す(=奪う)BREAKER

BREAKERとFINISHERの中継ぎとして、相手が守れない状況を作り出すMAKER

シュートを決めるFINISHER



よく新人戦で使われる

「ボールを持ったらゴールへ向かえ」

それに加えて「ボールを持たない時、持つ前のプレーヤー」として、最速・最善のプレーをする為にその先のボールへどう関わるのかの中に、この3つの役割があると理解すればいいでしょう。



メニューは、

クリア側2人+G 対 ライド側5人の3on5。

クリア側からボールを奪って、圧倒的数的優位の状態でいかに「最速・最善」のプレーで得点するかにチャレンジ。





ここで、想定外の事態発生。(ある意味想定範囲内かも…)



奪えない…



『奪う』目的であれば、あれだけ奪えていた選手達が、フィールドで2on5という状況でいながら、奪えない…

BCの視野、自由を奪ってコミュニケーションを使って連動して、ボールを奪うという「基本」ができず、走られたり、スペースにパス出されてクリアされてしまう。

これには、コーチとして試練を与えられました。



どうにかこうにか、メニュー内容を工夫してお題の「点を取る」へ。

悪い状態のBRAKERから、いい状態のMAKERへ。

このボールの動きは「MAKERがBREAKERの状態を見る事」」により、「どこでどうやってボールをもらってあげるか」がポイントになります。

MAKERからFINISHERへ。

このボールの動きは「MAKERがDFを動かして、FINISHERがDFの動きを見て動く事」がポイントになります。



今回はここまで。

少しだけ、「最速・最善」「速く早いラクロス」の事を考える日となりました。



「奪う」から「点を取る」までにやらなければならない事が見えてきました。

まずは、

「ボールの受け方」

ボールを受ける前の視野。

ボールを受ける位置。

ボールを受ける体勢。

ボールを受けた後のプレーの選択。



その前に…

「基本の習慣化」

「基本の使い方(基本戦略)」



更には…

「基礎技術の精度向上」





ユースであるというだけで、頭でっかちにならないようにしなければ。

土台がなければ、立派な家は建ちません。

大した事を成し遂げようとする人は、くだらない事でもしっかりやらなければなりません。