さて、今年の夏合宿。
一年生のメインテーマを
「走る」
「ルーズボールに反応」
「NBC」
にしました。
「ミスを予測してルーズボールに反応を早くして、
ルーズボールを支配して、
スペースに走ったNBCが声を出して呼んでボールを受け、
次のスペースに走ったNBCにボールを出したら、
また走ってボールをもらい、シュートを空いている場所に流し込む」。」
と書けばなんと美しいラクロスですが、そこはまだまだ一年生。
技術の精度が足りません。
「グラボに走り、
一発で拾えず混戦になり、
なんとか拾って呼ばれた方にパスを出し、
キャッチ出来ずにグラボになり、
混戦に走ってグラボを争い、
なんとか拾ってパスを出し、
取ったら走って、シュートを打ったら入らずに、
またグラボを拾って…」と
いう感じになります。
いいんです。これで。
大事な事は、メインテーマが「習慣」になる事。
メニューは、常にルーズボールから。プレーは常に笛が鳴るまで続ける。
ゴールを二つ置き、一対一のGBからの
二対一→二対二→三対二→三対三→四対三→四対四。
四対四のGBから、笛がなるまでのミニゲ。
ゴーリーがいないので、ゴールにシューティングネットを張り、
打ちたいコースに確実に打つ意識も養います。
もちろん空いているコースへ打てなければ「ボスッ」と音が鳴りリバウンド。
アウトオブバウンズは無し。
シュートを打ってもプレーが止まらない。
パスをミスしても、全員が追い掛ける。
空気が薄い上にターンオーバーが続いても笛が鳴らず、
ヘトヘトになりながらパスを出したらスペースに走って呼ぶ。
そんな練習を続けていたら、ある時メニューのポイントにしなくても、
ボールの行き先に「反応」している選手が出てきました。
まさに意識せずに動く「習慣」が身についた瞬間でした。満足。
「NBC」も習慣です。
ボールを離した瞬間からNBC=パス&ゴー
NBCが主役でボールを動かす=声と指示。情報提供と情報収集
NBCの動きの主語は相手=キャット&マウスの重心ずらし。
BCのプレー可能な角度と相手の守れる範囲(スペース)を見る。
裏取り。
守られているなら「死んだふりして生き返る」。
二対二や三対三で、まずはこの合宿で意識付けができたかな?
4日目午後はある意味メインイベントの一年生対二年生試合。
あすなろ優勝の二年生に「何点取られても、走り続けて得点を狙う」事で、
どれだけ泡をふかせる事ができるか、楽しみにしてました。
結果は…
ハンデとしてAT陣とDF陣を入れ換えた相手に惨敗でした。
圧倒的な技術の差を埋める事はできず。
「一生追いつけないと思わせる」という真剣勝負をしてくれた二年生、さすがでした。
去年教えていた選手がこういう事をしてくれて、これはこれで嬉しいです。
ただし、惨敗の中で得るものが無かったかと言えば、そうではなく。
序盤にYう→Wな→R子とパスが渡り、あわや先制点のチャンスを迎えましたが、ゴールならず。
NBCがスペースに走ってどんどんパスを出して、相手を置き去りにしてチャンスを作ったシーンは見事。
反応する事、走る事、シュートの大切さを改めて知る事ができたはずだし、
ビデオを見てKクやSパのような先輩の動きから、具体的なイメージを得る事ができたはずだ。
技術は練習すれば必ず身についてくる。
毎日5時に起きて練習している一年生もいた。合宿でそんな光景を見るのは初めてだった。
一生追いつけないのか、
一生追い付かないのか、
それとも一年で追いつくのか、
それは自分達が決めればいい。
月末は新人戦第一弾、サマーステージ。
これからどんだけ成長して、どんなラクロスを見せてくれるのか、楽しみです。
ちなみに、
新しいゴーリーズとして、WなとFじが選ばれました。
素晴らしい能力を持っている二人に超期待してます。
切磋琢磨して、2009W杯の代表選手を目指して欲しいです。