明日は一年生の新人戦ウィンターステージ。
今年担当したコーチとして、どれだけの成果を残せるか楽しみだ。
入部以来、可能性を感じる学年だっただけに、早く次のレベルの練習メニューを提供したい気持ちを抑えて、
敢えて基本を徹底してきた。
オフェンスの基本は「まず相手を見る」。
相手を見て守れないポイントを攻める。
ボールキャリア(BC)なら、ゴールに向かうスペースと、DFの体の向きやクロスの位置。
そこから
間合い、
緩急、
方向の変化
でDFの重心をずらす一対一を仕掛け、相手の背中を狙う。
ノンボールキャリア(NBC)は対面のDFに
「ディフェンスをさせない」判断をする。
つまり対面のDFがBCのカバーをしようとするなら、そのDFの一番守るべき場所に入り、
カバーに行かせないようにする。
もし、自分を離すなら裏に入って「呼ぶ」。
自分にボールを渡さないようにして、カバーに入らないなら敢えてスコアリングプレーに関わらない。
BCの邪魔をしないようにスペースを作り、フィールドから相手のDFを一人消せばよい。
相手のDFにチームディフェンスをさせないようにすれば、
有利なのはボールを保持している側なのは明白だ。
だからこそ、一対一で攻める事から徹底してきた。
ディフェンスは、いいオフェンスをされれば守るのは大変だ。
ならばやれる事は、
「自分達が意図する方向にオフェンスを導く。
選択肢を一つだけ見せてあげる」
事だ。
いくつもの選択肢を持つオフェンスに対して受動態であるのではなく、
一つだけ選択肢を与えて能動的に守る。
これがチームディフェンスだ。
だからこそ、一対一でのサイドカット。
まずはこれができる事。
試合の流れを左右するのは、
ルーズボール(LB)を支配できるかどうか、
決めるべきシュートを決める事ができるのか
に懸かる。
LBは支配してコントールする。
相手に触らせないところで、自分達がそのボールを意図する状態に置くこと。
その為に相手より早く予測して早く反応する事が大事。
勿論肉弾戦の中でも相手のプレッシャーに負けない体の使い方も必要だ。
シュートは、「ゴールへのパス」だ。
丁寧に精確に。
「シュートぉぉおっ!」になると、大体枠外、ゴーリーにドカン、DFにガシャのどれかだ。
DFが一番守りたいエリアでは、シューターに与えられる時間や空間は僅かしかないから、
ゴールに入れる事だけ考えて、必要最小限の事をすればいい。
ただし、一番楽しむべきプレーもシュートだ。
必死なゴーリーを欺くようなコースやフェイクで決めて、クールに喜ぶ姿を見てみたい。
新人戦の勝利はプロ野球で言えばウェスタンリーグで勝利するようなものだろう。
そんなささやかな勝利でも、私はボビーのように味わいたい。
まずは雨にならない事を祈る!