新人戦シリーズ最終ステージ、「あすなろカップ」が5月に開催される。
サマー、ウィンター両ステージでは8対8のミニゲーム形式だったが、
今回はフルフィールドでの試合となる。
小さいフィールドでの試合では、突出した個人スキルを持った選手がいれば、
その突破力によりある程度試合を支配できる。
それに加え、チームとして、基本であるBCのゴールへの姿勢、DFのサイドカットをしっかりやり、
ルーズボールを支配できればそれなりの結果は残す事ができる。
フルフィールドではどうか?
グランドは広い。
突出した一個人の力はボールに近い局面では威力を発揮するが、
はるか彼方で起きている局面では、その支配力は及ばない。
では突出した個人ではない選手の集団では、フルフィールドでどう戦うか。
一つに「戦術」がある。
ただし厄介なのは、この言葉だ。
「戦術をやれば勝てる」
「この戦術をもっと練習したい」
若い選手を戦わせる時の悩み事です。
理論的には、「こうすればこうなる」といった全体的な方向性は作る事はできるが、
試合を決めるのはその方向性だけでは決して「ない。」
では?どうしよう?
突出した個人の力があるわけでもなく、戦術でも試合を決めるのでなければ?
「ひとりひとりの力」ではないかと。
「技術以外で相手に負けない」。
技術以外、つまり
闘争心、執着心、積極性、予測と反応、
声による意思疎通、全力を尽くす事、チャレンジ魂…
などなど。
これらが、各々の一対一で相手に勝つ事。
これをやって初めて、戦術により自分達の弱点を補う事ができる。
戦術に頼った戦い方をすると、それを破られた時に自らの戦い方が無くなってしまう。
残念ながら複数の優れた戦術を準備する時間も対応力もない。
一人一人が自信を持って個人の闘いに挑む事ができる集団にできれば、
今年のあすなろチームは戦術を使ってとてもいい戦いができる能力がある。
それだけいい選手が集まっているから。
結果は日々の練習でどれだけの闘う準備ができたかどうかにかかっている。
卒業したスーパースター軍団に並ぶのは、君達だ!