ソフトバンクの全社員Twitterが今世紀最大の広告になる | Advertising isn't for everybody. (but for somebody)

ソフトバンクの全社員Twitterが今世紀最大の広告になる

年明けにあったニュースで、ソフトバンクの全社員がTwitterで「今後30年のビジョン」を議論する件に関しては周知の事実ですが、これに関しては話題として一端の落ち着きを見せているように見えます。

ただ、これに関しては、極端に言うと今世紀最大の広告になるのではないかと感じております。実際のところ、このあたりが目的なのは予想されますが、その内容に関して思ったことを少し書きます。

まず、孫社長は自社社員のTwitter利用に関しては、それほど期待していません。もちろん、一部のリテラシーある社員の利用に関しては、社内&社外のコミュニケーションの活発化に役立つとは思いますが、トップダウンによる業務命令での利用において、アカウントはかろうじて作成されたとしても議論が活発化することはまずないと思いますし、本来の社内議論は(仮にやったとしても)イントラでやるだろうと。

では、今回のTwitter利用に関しての目的は何かというと、

Twitterのオープン性を使って、社外の人達に、ソフトバンクの穴(突っ込み所)に関してつっこまれながら、30年後のビジョンを議論させつつ、その一部を実現させ、ブランド価値を向上させ、スマートフォンとソフトバンクで囲い込もう大作戦

ではないかなと。

実際、孫社長ほどの発言力を持った人がいれば、幾つかの企画も必要かもしれませんが、ハッシュタグを使って、社内、社外問わず議論をさせることに関しては問題ないかと思いますし、実際、その前フリらしき発言が昨日今日と見られるので、いよいよ一応の社内ソーシャルメディアポリシーも整ったところで、動きだすのではないかなと思います。

要は、使ってもらえる広告 「見てもらえない時代」の効くコミュニケーション (アスキー新書)にある最先端事例を社内ビジョンをかけて、Twitterでやろうとしているわけです。


社員への期待に関しては、利用状況(+知り合いのアカウント状態)を見てもそうですし、また、全社員のリテラシーに関しても知れていると思います。クマムラ氏も仰る通り(本気でやるなら)きっと色々なところで問題多発でかなり微妙です。

実際に堀江氏の発言に関して、迅速な反応を見せた事や、撤廃はされましたが、24時間以内の公約やiPhone誘致なんかを見ても色々と孫社長には期待をしてしまうので、うまく議論を活発化させて頂きたいと思います。

(今更ですが、これまでの話含め僕が言うのも非常にあれなんですが、)
電波状況などの突っ込みどころや、話題性など使って白熱する議論を巻き起こし、ソフトバンクのブランド価値以上の、日本国全体のビジョン向上につながる施策として頂ければと願っております。


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須田 和博
アスキー・メディアワークス
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