
寒中丑の日
○丑紅と号(なづ)けて女子、紅を求む。
○諸人、鰻鱺(うなぎ)を食す。
いきなりですが、いまでは「土用の丑の日」=夏のイメージですが、土用は季節ごとにあるのですっ
陰陽五行説では、春=木・夏=火・秋=金・冬=水とそれぞれあてはめ、オミソの「土」は各季節のラスト約18日間にテキトーにくっつけたので、立春、立夏、立秋、立冬前のおよそ18日間がいわゆる「土用」となります。
ちなみに、今年2015年は、
冬土用:1月17日~2月3日
春土用:4月17日~5月5日
夏土用:7月20日~8月7日……丑の日は7/24と8/5
秋土用:10月21日~11月7日だったそうです。
(最初の日=「土用入り」、最後の日=「土用明け」)
夏土用は暑さが最も厳しくなるころ。夏バテや病気になりやすい時期なので、銭湯では薬効のある桃葉湯が焚かれ、お灸をすえて(土用灸)暑気払いなどをしました。
そして土用といえばウナギ
「夏の土用にはウナギ」は平賀源内の考えたキャッチコピーという説がありますが、そもそもウナギの旬は秋~冬場なのです
つまり、夏にあまり売れないウナギのオフシーズン販促のために考えられたのが例の「土用のウナギ」キャンペーンだったのです
ということで、寒中の土用の丑の日にもウナギを食べる習慣があったんですねぇ。
(「にも」ではなく、本来はこっちが旬なわけ)
また、この日に買った紅(「丑紅」「寒の紅」)は「口の中の虫を殺す」という俗信から、薬効があると考えられていたそうです。
(じゃあ、歯は磨かなくても虫歯にならないかも~)←な、わけないだろ
