フラクタル心理学カウンセラー・獣医師の田村慧(たむら けい)です。

 

家に帰った時、泥棒にでも入られたかと思うくらい、部屋の中が散らかっていた

という経験はありますか。

 

仔犬の時期であれば、味や歯ざわりを試そうと近くにあるものをかじることは

正常な行動です。

 

噛むことで歯が生えてくる時の痛みや違和感をやわらげ、乳歯から永久歯への

生え変わりを促します。ただし、問題は何をどのように噛んでしまうかです。

 

 

悪さをしてしまった犬をその時に叱りつけても効果はありません。

なぜなら、何を噛んでしまったかも忘れていて、家中が散らかっていることと、

自分が叱られていることを関連づけて考えることができないからです。

 

理由もわからないまま大声で叱られると、神経質になり、気を紛らわせようとして、

別のスリッパを噛んでしまうことになるのがオチです。

 

噛み癖を治すには、噛んではいけないもの飼い主のもだと声がけをして分からせて、

代わりに、ゴムやプラスチックのオモチャなどで気を引きくことが効果的です。

 

 

ところで、人の記憶も幼児期の未熟な脳では、強く感情が動いた時の出来事だけに

フォーカスされ、実は事実とは異なる未熟な思考パターンの信じ込みが

残っているため自分では認識できない不都合な現実が現れてしまうことがあります。

 

過去の事実を、客観的に見ることで本当の自分の姿を確認することができます。

 

今日のポイント

 

1 未熟な脳は事実を認識できない

 

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