こんにちは。

ペットの問題行動を飼い主の心理状態から解き明かす

フラクタル心理学カウンセラー・獣医師の田村慧(たむら けい)です。

 

先祖がオオカミである犬にはリーダーが必要です。

犬が属する群(家族)の中で、あなたをリーダーとして認めさせることが必要ですが、

もし、犬があなたをリーダーとしてふさわしいと思わない場合、犬が人の上に立ってしまい

ほとんどの問題行動の原因となります。

 

ですから、犬の目線から見て人がリーダーであることをはっきり示すことが必要です。

例えば、食事時間が犬と重なる時には、必ずあなたや家族から先に食事を始める。

テリトリーの出入りする時にも、リーダーより先には行かせない。

勝手に自由におやつをあげるのではなく、

犬に何かをやらせて上手にできたら褒めたり、ご褒美をあげる。

リーダーは常に勝者で、ゲームでも主導権はあなたが握る。

・・・・など。

 

 

犬には、撫でてもらうとか、ご褒美をもらうなど何かをしてもらうためには、

必ず自分も何かをしなければならないということを教えることが大切です。

 

この時、重要なことは「一定した態度をとる」ということです。

何故なら、犬は一定していない取り扱いに対しては、かなり敏感な動物だからです。

家族の一人はリーダーの役割を果たしても、他の人は犬の言いなりになっている場合など、

「一定した態度」にはならないので、問題が複雑化します。

 

人の思考にも、一定した態度(法則)が重要です。

人は、表層意識と深層意識が乖離している時に、悩みや苦しみが生じます。

 

現実は、自分の思考が積もり積もったことの結果ですので、

もし、何でこんなことが起きるのかと疑問を感じたときは、

自分の深層意識を知り、問題となっている思考の修正が役立ちます。

 

今日のポイント

 

1 行動や思考は「一定した態度(法則)」にし、不要な混乱を避ける 

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