こんにちは。

ペットの問題行動を飼い主の心理状態から解き明かす

フラクタル心理学カウンセラー・獣医師の田村慧(たむら けい)です。

 

犬の嗅覚は人よりも優れていることは、よく知られています。

犬の鼻の奥にも嗅覚を感じる嗅細胞があり、

警察犬としてよく活躍しているシェバードなどは、

人より約40倍以上の嗅細胞があり、

臭いの種類によっては、人の100万倍も敏感に反応することができます。

 

 

しかし、この優れた嗅覚により、あまりにも強い関心を示すために問題のタネになることがあり、

風によって臭いが運ばれてきたときなど、しばしば逃げ出したり、吠え出す原因にもなります。

 

人に対する関心を識別するために、時にはもっと確かな情報を得ようと股に近ずいたり、

生きている証拠である息を嗅ぐために飛びついてきたりすることがあります。

 

そのような時には、犬に挨拶するために静かにしゃがみ込んで接してやると、

大抵、過度な態度は治ることでしょう。

 

しかし、それでも改善が見られない時には、飼主の深い心理状況が深く関わり、

根治しない原因となっていることがありますので、確認して対処することも改善の近道となります。

 

 

今日のポイント

 

1 犬は嗅細胞が多く、嗅覚が鋭敏

田村慧公式メルマガの購読申し込みはこちら